11488_1_1
Fate/stay night [ Unlimited Blade Works ](2015)


まあまあ面白かった。

 このアニメについて


Fateシリーズには様々なストーリーが存在するが、元ネタが「ゲーム」ということもあってか、同じストーリーでもシナリオが異なるものも存在するようで、こちらの「Fate/stay night [ Unlimited Blade Works ](以下UBW)」についても、前回レビューしたもののパラレル展開なお話。

 ストーリーについて


前回の2006年版Fate/stay night(以下FSN)については「セイバールート」と呼ばれているそうで、今回のこちらについては「遠坂ルート」と呼ばれているそう。

ぼくは当初、如何せん予備知識がないもんだから、単純に「同じ時間軸によるシナリオが視点違いで進行していくだけ」だとばかり思っていた。

けど、どうやらそうではなく「辿るルートが異なることで、シナリオ自体が変わっていく」というもののようだった。これは非常に面白いと思う。

これにより、思いもよらぬ展開を見せられたので、当初非常に戸惑いもしたが、結果的に面白くなったと思う。

 キャラとか絵柄とか


セイバー&凛「乙女に寄り過ぎ」

wp20101222_128

同じFSNでも、ルート違いであることと、単純に最初のは2006年でこちらは2015年と、9年もの隔たりがあることで、セイバーと凛のキャラが大分柔和になっていることに違和感を感じた。

FSNのセイバーは「無機質マッチョ」というくらい味気なくてぶっきらぼうだったのが、UBWでは乙女の片鱗が垣間見えたりして、個人的にはそこがちょっと「うーん」という感じだった。

要はこのキャラ改変によって、セイバーが「普通のお嬢様剣士」にしか見えなくなってしまったと言うか、サーヴァント(使い魔)と言うより、ただの人間にしか見えなくなっちゃったんですよね。

そういう意味では、FSNの方がキャラは確立されていたのかなと。

ただ、凛については前作から似たような感じで「ただのツンデレツインテール」でしかなかった。それどころか、割と序盤から士郎とも友好的な関係性になってしまっていたので、そこがちょっとつまらなかった。

セイバー、そもそも存在感が薄い&士郎に相変わらず感情移入できない


20180914205003

まあ、UBWは「遠坂凛ルート」ということなので、ある程度は仕方がないけど、それにしてもセイバーの存在感が薄すぎる感は否めなかったと思う。

あと、相変わらず士郎のキャラクター苦手だなと。「頭の悪い情熱系主人公」って、きょうびもう流行らないと思うんですけどね。

何より、アーチャーと士郎の間でかわされた議論である「士郎の抱いている理想(すべての人を救済したいみたいな)」が、やはりどうしても青臭すぎて、全面的にアーチャーに同意せざるを得なかった。

これについては、上の士郎の画像引用元でもあるこちらのブログで非常に興味深い考察をされていたので、是非紹介したい。


とは言え、作画が思いっきり向上しているので、そんな士郎も随分マシに見えましたね。少なくともFSNの時のゲイっぽさはなくなってるw



作画がびっくりするくらいキレイになってる


これは素直に驚きましたね。これによって、エロゲ感が大分なくなりましたし、何より、凛が非常に可愛らしくなりましたね。

後はなんと言っても、アーチャーとギルガメッシュは相変わらずかっこいいなと。

1
アーチャー氏

9dde73d89a6b6ee9ffa3ec90b02a033a
ギルガメ氏

どっちの見た目もさることながら、お二方とも声が非常にかっこいいのよね。
特にギルガメッシュの関さんいいですね。PSYCHO-PASSでの狡噛も良かったけど、こっちもまた違った味でかっこよかった。

 OPとEDは正直微妙


でも相変わらずOP・EDテーマは微妙かなあ。2クール目のOPはまあまあだったけども。

OP(前期)

綾野ましろ 『ideal white』


まあ、この手のアニソンにありがちな系統ですよね。それだけに、この手のジャンルの楽曲については、どうしてもLiSAさんのイメージが強すぎるので、ちょっと霞んじゃいますよね。


OP(後期)

Aimer 『Brave Shine』MUSIC VIDEO


この曲は非常にかっこいいですね。Fateの世界観にも合ってる気もするし。ただ、この動画はPVだけど、実際のアニメの時の映像があまりこの曲に合ってない気がして、非常に違和感を感じたのは覚えてる。

あと、この「Aimer(えめ)」さんの声が、少し前に紹介したSAO3期前編のEDである「ReoNaさん」の声に非常に似ていて、いいですね。というか、普通に同じ人かと思っていた。

ED(前期)

Kalafina 『「believe」MV(Short ver.)』



Kalafina 『ring your bell』TV ver.



EDのKalafinaの歌は当然のことながら最高に上手いけど、こちらも曲そのものは正直微妙かも。や、もちろんいい曲では有るんだけども まどマギの時のほうが曲と世界観がマッチしてて遥かに良かったと思う。

 まとめ


2006年版に比べて作画が神憑り的に向上したことによって、戦闘シーン等の迫力は増したと思うし、ストーリー的にもこっちの方が面白いと思う。

ただ、やっぱり世間で騒がれているほど面白いかと言うと、正直微妙かなと。思うに、そもそもの世界観がそこまで好みの系統では無いからなんでしょうね。

なので、「好きな人にはたまらない」というものではないかと思う。


 
 

ちょっとでも楽しんでいただけたり、参考になりましたら、読者登録をいただけると嬉しいです。

※「ブログリーダー」は「LINE」に更新通知が届きます。
※FeedlyはRSSで更新通知が確認できます。 ■EDIT