https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2001/09/news073.html

仕事でSlackを使っています。

今でこそSlackって、ビジネスチャットツールの定番みたいになってますけど、うちの会社では流行り始めるはるか前、日本語に対応していないときから導入していたようで、会社的なSlack歴は結構長い方だったりします。

にもかかわらず、勤続年数の長い社員の中にも、この使い方が非常に下手だと感じる人がいたりして、なんだかなあと感じてしまうことがたまにあるんですよね。

今回は、そうした「この手のツールに慣れていない人」向けに、「Slackでやってはいけないこと・好ましくないこと」について書いていきたいと思います。

 正しいメンションの飛ばし方


「返事」や「お礼」にメンションは要らねえ。


Slackはテキストチャットによるコミュニケーションツールでもあるので、返事やお礼を書く機会も、必然的に多くなります。

ビジネスシーンで使われるツールであるからこそ、何かをしてもらったり質問に回答を頂いたときなどは、「ありがとうございます!」とか「承知しました」とレスをすることもあると思います。

個人的には、正直なところ「これすら別に要らなくない?リアクションスタンプで良くない?」と思っているのですが、とは言え、流石に全部が全部そういうわけにもいかないところかとも思います。

しかし、「ただの返事・ただのお礼」を一言書くためだけにメンションを飛ばすのは、ぼくは絶対違うと思います。てゆーか個人的には、正直言って迷惑です。

考えてみてもほしいのですけど「メンションを飛ばす」という行為は、「相手を光らせる(呼び出す)」という行為なわけですよね。

つまり「相手の都合を無視して電話を掛ける」という行為に非常によく似ていて、光らせている時点で「相手の時間や集中力を奪っている」という行為にほかならないわけです。

「はい」とか「ありがとうございます」とか「承知しました」だけを言うのに、相手の仕事の手を止めなくてはいけない理由って何かあるんでしょうか?無いですよね?そもそも、そのテキストを書いてる時間自体ももったいないと思いませんか?

なので、返事やお礼ごときのレスでメンションを飛ばす必要はありませんし、「確認したよ!」とか「感謝の意」を伝えたいのならば、リアクションスタンプで十分です。

どうしてもテキストで伝えたいのなら最小限の文字数で、メンションはつけずに書き置くべきです。

ものすごく冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、「どうでもいい内容で相手の時間を奪うな」ってことです。返事そのものや感謝の意は、わざわざ相手の襟首を掴んで言うことではないでしょう。

メンションに「さん付け」は要らねえ。


これもたまにいます。「@user さん。お疲れさまです」みたいな書き方する人。個人的には、これは不自然だと思うので辞めたほうがいいと思います。

まあこの場合、先の「返事やお礼にメンション不要」に比べれば、失礼ではないと言うか、寧ろ「失礼にならないように」という配慮でそうしてるんでしょう。

けど、個人的にはこーゆーのって、非常に悪い意味で日本人的すぎて、好きじゃないです。何より「インターネット的」じゃなくて、ダサい。

メンションはあくまでその人を呼び出すための「機能としての記号」であって、「名前的記号」とは異なる意味合いかなとぼくは考えます。

だってぼくの名前は「@user」ではないですから。これはあくまでSlack上で識別するためのID的なユーザーネームでしか無いわけで、言わば呼び出す時の「ボタン」みたいなものでしかないわけですよ。

ぼくはIT企業に勤務しているわけですけど、IT企業だからこそ、そこはもっとスマートに使いこなしていくべきだと思うんですよね。そこに、変な日本人的な古びた礼節なんて持ち込まなくていい。

※礼節を捨てていいというわけではなく、必要以上に丁寧にしたり気を遣う必要はないという意味で。

なので「メンションはメンション」と割り切って、「呼び出しボタン」として設置をするだけでいいんです。「さん」は人名に対する敬称として使用するべきなので、「さん」を付けるならちゃんと「その人の名前に」付与するべきです。

※例:「@user ●●●さんお疲れさまです」等

 正しいコメントの仕方


コメントを1行ずつ書くな


これ何故かエンジニア系の人に多いんですけど、たまにいるんですよね、1行ずつ書いちゃう人。これ結構扱いに困るんですよ。

というのも、リアクションスタンプしたいときとか、スレッドに書きたい時に、どこから切り込んでいいのかわからなくなるんですよ。

例えるなら、大縄跳びの「お入んなさい!」のタイミングが掴めず、いつまでも中に入れない状態みたいな。

結果、その話題について掘り下げたり、流れの早いチャンネル内で後に続きたい時に、スレッドではなく、独立したコメントでついていかなくてはいけなくなる。

定期的にBOTや、他のアプリからの通知が流れるチャンネル内だと、会話の流れに割り込まれて文脈の流れや、後からの確認がしにくくなったり、場合によっては他の人がコメントを書き込みにくくなったりして、迷惑がかかるなんてこともある。

なので、会話のラリーが続きそうなものについては、まずスレッドに続く前提で最初のコメントをし、その後のスレッド内で、細かく書いていけばいいのではないかと思う。

あと、長めの文章を「長くなるから」という理由で細切れにする人がいますけど、長くなることがわかっているのなら、最初にメモ帳や自分自身へのDM内で予め用意して、推敲した上で書くべきです。

 正しいスレッドの使い方


メンションは最後に飛ばすか、1回で用件を書ききれ。


スレッド展開することを前提とした上でのメンションの飛ばし方の最悪な例として、「@user さん。●●の件で質問があります。詳細はスレッドで」と書くパターン。

「質問内容が長くなりそうだから、スレッドに詳細を書く」――これは全然構わないし、寧ろそうするべきだとぼくも思います。なので、これは寧ろいいことです。

しかし、それならば「1行目でメンション飛ばす意味なくね?」って話なんですよね。

最初にメンション飛ばして呼び出す意味がマジでわからないです。何故、呼び出された側が相手の書き終わりを待たなくてはいけないんでしょうか。

これをされると、呼び出された側は、結局待ってる時間が惜しいから一旦スルーして他のことをやるわけですよ。

で、そうなると今度は「いつの間にか相手が書き終わってた」という状況になり、そのコメントにはメンションは含まれていないから、呼び出された側はそれに気づくのが遅れるという、極めて非効率的な状況になるわけです。これ、マジで意味ないと思いませんか?

で、メンション飛ばす側も、これを回避するために「文末にもう1回メンションを飛ばす」なんてことをする場合もあるので、そうなると「なおさら最初のメンション要らないじゃん」って話になるんですよね。

なので、こうした場合、「全てを書ききってから最後にメンションを飛ばす」か、「1回のコメントで用件をすべて書ききる」とするのが正しい使い方です。

それこそ、先述の「長くなることがわかっているなら、予め用意しておけ」という話です。

しつこいようですが、「メンションを飛ばす(相手を光らせる)」というのは、「相手の時間を奪う行為」に他なりません。

現代のビジネスシーンにおいて「相手の時間を奪わない」という意識は、ビジネスマナーとして最優先事項であると断言していいです。

自分自身の時短以前に「相手の時間を奪わず、極力短縮してあげる」という意識が超重要です。結果的にそれが自分自身に対する時短にも繋がるわけですからね。


 「余計なあいさつ」は要らねえ


ビジネスマナーのヘッダーテンプレートにもなっている「お疲れさまです」とか「お世話になっております」なんていう挨拶を書く人がいますが、個人的にはこれも正直どうでもいいと感じてます。

普段あまり接点のない他部署のチャンネルなんかに調査依頼等を行う際には、そうした一文を入れることもありますが、少なくとも自部署内において、コメントの度にこれを入れるのは絶対違う。

「時間優先主義」という意識で言うならば、Slackでのやり取りは極力少ない文字数でおこなうことが好ましいわけですから、余計な一文で文字数を使うな(それを読ませるな)という話です。

同様に「お手すきでご確認お願いします」という言い方も不要です。だって、業務中ですよね?我々にお手すきの時間なんて本来存在しないじゃないですか。

有るのは「お手すきの時間」ではなく「優先順位」です。

結局の所これって「申し訳無さからくる態度」なんでしょうが、そうした依頼は業務上必要だからおこなうわけですよね?ならば堂々とおこなうべきです。下手に顔色や温度感を伺う必要はありません。

なので「お手すきでいいですよ」ということを伝えるのではなく、「急ぎなのか、そうでないのか」を伝えればいい話です。

Slackは、ビジネスソリューションをスピーディーに行うためのツールなんですから、先述しましたが、そこに日本特有の古びた礼節を必要以上に盛り込む必要はないと考えます。

 まとめ


いくつかピックアップして軽くコメントするつもりが長くなっちゃいましたが、結局ぼくが言いたいことは、「いかに相手の時間を奪わず、手数を最小化してあげるか」ということです。

あとは、先述したように、自分自身の時短以前に「相手の時間を奪わず、極力短縮してあげる」という意識が超重要です。結果的にそれが自分自身に対する時短にも繋がるわけですからね。

まあ、言いつつぼくも出来てないことが有るので、半分は自身に対する言い聞かせ的な意味合いもあります。


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