日本マイクロソフトはこのほど、8月に週休3日制を試験的に実施した結果、生産性が大幅に向上するなどの効果があったと発表した。

日本マイクロソフトの「ワークライフチョイスチャレンジ」では、8月の全ての金曜日を休業日とする週休3日制を試験的に実施した。

同社の発表によると、この成果として就業時間が大幅に短縮される一方で、従業員1人当たりの売り上げに換算した生産性は、前年同月に比べてほぼ40%向上した。

勤務時間の短縮に加え、管理職は従業員に対し、会議や電子メール対応に費やす時間を減らすよう促した。

会議の時間は30分を超えないよう求め、メッセージングアプリを使うことで会議そのものを開かないことも奨励した。

この取り組みについて従業員2280人を対象に実施したアンケートでは、90%以上が意識や行動への変化や影響があったと回答している。

週3日間の休業は、消費電力などの削減にもつながった。

日本マイクロソフトは年内に別の試験的プロジェクトを行う意向。従業員からはワークライフバランスと効率性の向上につながるアイデアを募り、他社に対しても異業種連携による働き方改革推進を呼びかけている。

もはやぼくの中では、「やはりそうでしたか」というより、「そりゃそうでしょうね」という考えになりつつある。これは、それくらい「当たり前なこと」として誰もが認識すべきことだ。

 とはいえ、なかなかやろうとしないのが大半?


「働き方改革」とか言われて久しいけど、ここまで言われても尚、こーゆーの真似しようとする会社は少ないんだよね。

出来ない理由を探して残業を正当化したり「こんなの最先端のIT企業だから成立しているんであってうちじゃこんなの出来ない」みたいなこと言ったりしてな。ホント頭わりい。

今回のこのネタ、最早最近の恒例と化している「ツイッターから引っ張ってきたネタ」なんだけど、元ネタのニュースツイートに対し、その頭の悪さを象徴するかのようなリプがあった。


社員が優秀だから出来ることだろうな。一般の会社がやったって無理だと思う。

これこれw 正にこういう思考が今の日本の社会には蔓延しちゃってる。もうこれって完全に「従業員思考」というか、もっと言うなら「社畜思考」なんだよなあ。

たまたま例に上がってるのが、超一流のIT企業だからって、簡単にその権威性に屈してしまっている、典型的なまでのダメな例。

もっと言うと、こういう考え方の人って「努力しない人」なんですよね。「社員が優秀だから出来ること」っていう言葉にそれが現れてる。一流企業にいる人たちは皆、最初から優秀な人材が揃ってるとか思ってるんだろうな。

そりゃもちろん、ある程度基本値の高い人間が集まるところなんだとは思うけど、結局、優秀な人間がただ集まっただけでは会社としては何の意味もないわけで、人のポテンシャルを引き出すのは上司であり会社そのものだっての。

「会社のシステムや環境が、良い社員・良い会社を作る」っていうことに気付けてない時点で、この人の社員としての能力も高が知れてしまっていますね。

 古い中小企業こそ、IT企業のマネをどんどんしていくべき


そもそも、稼働日・営業日を減らすことで必然的に業務を詰め込まなくてはならなくなるんだから、そうすると今度は自ずと「やらなくていいことが明確になってくる」って、なんでわからんのかね。

それにより「業務効率化」をもっと深く追求するようになって、自ずと「ペーパレス&IT化」って発想になるん筈なんだけどねえ。

これ、かなり以前からぼくは同様のことを言い続けている。

※関連過去ログ


「無駄なことに時間とリソースを割かない」というのが、
 仕事を早く終わらせるコツ


今回の「週休3日で生産性UP」というトピックから外れているように見えるかもしれないけど、結成て外れてはいないですからね?

「週休3日で生産性をUPさせる」然り、「IT化・ペーパレス化」然り、何れも「業務効率化」という前提であることに変わりはないし、「生産性の向上」って、要するに先にも書いたけど「やらなくていいことは、やらない」というだけの話なのよ。

「仕事のスピードUP」が「キビキビ・テキパキ動くこと」だと思っている人は、言っちゃ悪いが相当頭悪いし、絶対仕事できないし遅い人だと思う。

仕事ができる(早い)人って、「無駄なことに時間とリソースを割かない(仕事量を最小化する)」という事ができる人ですよ。「仕組み化・効率化」って要するにそういうことでしょ?。

なので、以前も書いたかもしれないけど、本当の意味で仕事ができる人って、ある意味で「仕事をしてない人」だと思う。

これはサボっているという意味では当然なく「仕事をしなくてもいい状態に持っていける人」、つまり「楽をするための努力を惜しまない人」ってこと。

仕事なんてのは、目的を遂行するための手段に過ぎないのだから、その手段そのものに全力になるのは、本末転倒。全力を出すべきは、「目的遂行をいかにスムースに進められるか」ってこと。

アナログな業態や古くて小さい会社ほど、そうしていかないと潰されちゃうよって話。

 
 

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