エンドライドとかいうアニメといいガンダムといい、最近のLUNA SEAさんたちはタイアップが増えましたね。


【エターナル】LUNA SEA新曲「PHILIA」を主題歌に起用!ゲームPVに乗せて世界初公開

イントロのフィードバックノイズから入る流れとかは、ちょっと「お?」ってなるけど、インテンポになって歌が入ると、正直「ああ、またこういう感じか」っていう感は否めないですね。

いや、すごくいい曲ではあるんですよ?音圧とか太さとか安定感とか、全てにおいて申し分はないんです。バンドの偉大さや貫禄も漂っているし力強さもあるし、クオリティは当然のごとく死ぬほど高い。

でも、前回取り上げた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」の主題歌である「宇宙の詩 ~Higher and Higher~」ほどではないなというのが正直なところ。

更にもっと言っちゃうと、以前取り上げた9th ALBUM「LUV」の時の印象そのまんまなんですよねえ。

※関連過去ログ
http://blogrider.tokyo/archives/18373149.html

http://blogrider.tokyo/archives/16753652.html

あと、もっと言うと、ぶっちゃけゲームの世界観ともそんなに合ってない気さえしちゃって。

如何にもFINAL FANTASYライクな世界観とLUNA SEAの楽曲って、そもそもそこまで合うものでもないと思うんですよねえ。

なんというか、最近のFFもそうなんだけど、映像はすごくきれいなんだけど血が通ってる感じがあまりしないと言うか。

そこへ行くとLUNA SEAは、楽曲の世界観とかは神秘的だったり宇宙的な世界観を出すけど、でもRYUICHI氏の歌声とか全体のバンドサウンドの太さ・重厚さっていう部分はすごく人間的と言うか、フィジカルな強さ・逞しさを感じることができるんですよね。

な、だけに最早LUNA SEAからは、いい意味でも悪い意味でも、所謂「ヴィジュアル系」の名残や匂いが完全になくなってしまったので、もう何度も言うけど、バンド名を変えたほうがいいのになって思うんですよね。

LUNA SEAが脱ヴィジュアルして久しいとは言え、5th ALBUM「STYLE」とか、その次作「SHINE」なんかは、それでもまだV系としての名残を残していたと思うんですね。

なので、本人たちが好む好まざるに関わらず、まだ「V系」にカテゴライズされていたバンドだったとも言えると思うんですよ。※もちろんそれに異を唱える人がいることも承知だけど。

とは言え、そうしたパブリックイメージに対して、「ただのV系(或いはその出身)バンドではない」ということを彼ら自身の音楽性をもって証明してきた訳で、そこに彼らなりのアナーキズム的な反骨精神やハングリー性というものを見出すことも同時に出来てたわけですよ。

けど、一度終幕して戻ってきた彼らは、月並みな表現で言うところの「憑きものが晴れた」というか、もっとシンプルな言い方をすると「吹っ切れた」みたいな感じで戻ってきたわけじゃないですか。

パブリックイメージや、ファンや、或いはメンバー自身の奥底に憑きまとっていた「LUNA SEAという幻想的亡霊」と共に、メンバー間の蟠りもなくなり、加齢も手伝って良くも悪くも刺々しさ・荒々しさが無くなったわけじゃないですか。

要は、V系や過去のLUNA SEA特有のルサンチマンみたいなものが無くなり、あらゆる意味で「満たされてる」という状態だと思うんですよね。それが、以前紹介したアルバム「LUV」では正にそれが象徴されていると思うんですよ。

で、結局今回のこの曲もその延長でしか無いし、もっというと、前回の「宇宙の詩」とか「BLACK AND BLUE」を超えられてない気がしてしまうんですよねえ。

なので、この曲が収録されているアルバムについても、正直期待はしていないし、出来ないですね。一応聞きますけども。

 
 

ちょっとでも楽しんでいただけたり、参考になりましたら、読者登録をいただけると嬉しいです。

※「ブログリーダー」は「LINE」に更新通知が届きます。
※FeedlyはRSSで更新通知が確認できます。 ■EDIT