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超面白かった。

 あらすじ

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一年戦争(宇宙世紀0079、いわゆるファーストガンダム)から7年後が舞台。

  • 一年戦争は地球連邦軍の勝利に終わるが、「ジオン軍の残党を駆逐する」という大義名分のもと、地球連邦軍内に「ティターンズ」という組織が作られる。

  • しかし、ジオンの残党のみならず、反地球連邦運動に対しても力づくな策をとり、挙げ句「毒ガス攻撃で大量虐殺」というあまりに非人道的なティターンズのやり方に反感を抱く連邦兵士を中心に、反地球連邦組織「エウーゴ」を結成する。

  • 主人公となる「カミーユ・ビダン」は、成り行きでガンダムのパイロットとなり、エウーゴの兵士として、ティターンズと戦っていく。
    ⇒この戦いのことを「グリプス戦役」と呼ばれ、Zガンダムはこの戦いを描いたもの。
というのが、本作の大枠のストーリー。

特に主人公であるカミーユが、「成り行き上、勝手にガンダムMk2に乗り込み動かす」というところや、そのまま流れでエウーゴの一員となり、軍人となるという部分は、ファーストのときと同じ流れ。

正直この点については、いくらなんでもちょっとそのまますぎやしないか?と思った。

 MS(モビルスーツ)について

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当初の主人公機である「ガンダムMk2」を始め、ファーストガンダムの頃よりデザインが洗練されている感があって、非常にいいですね。特に、敵方であるティターンズ側のMSにかっこいいのが多い。

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ティターンズMS「バーザム」

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ティターンズMS「バイアラン」

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ティターンズMS「ボリノーク・サマーン」
※この変な名前の由来は「森のくまさん」

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エゥーゴMS「メタス」

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メタス飛行形態

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エゥーゴMS「リック・ディアス」
旧ジオン軍の「リック・ドム」を彷彿とさせるようなデザイン。

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エゥーゴMS「百式」
クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)専用機

現代のロボット系アニメとデザイン的に大差がないことから、いかにファーストも含めた「ガンダム」と言う作品が、後続同ジャンルの作品群に影響を与えていたのかがよく分かる。

で、タイトルである「Zガンダム」が本来的には主人公機なわけだけど、実はこの機体については、なんと第22話まで登場しない。(何度か話の中で言及される程度)

これについては、リアルな話として、当初のデザインから玩具化が非常に難しく、その開発が難航していたためらしい。

 キャラクターや人間関係について


主人公カミーユについて

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ぼくはとにかく当初、主人公であるカミーユ・ビダンに全く感情移入が出来ず、物語中盤辺りまではマジで大嫌いなキャラだった。

架空のキャラなのに、見ててこんなに不愉快に思うって相当だなと思いながら、序盤は我慢して見ていた。

ファーストガンダムのアムロ・レイについても、序盤については同様のこじらせ方をしていたものの、アムロの方はまだ可愛げがあったのに対し、カミーユについては本当にただ憎たらしいだけで、見ていて非常に不愉快で、ずっとイライラさせられていた。

と言うよりも、カミーユ自体がなんでか知らんけど終始イライラしていて、何か注意されるとすぐに感情的になって当たり散らしたり不貞腐れたりで、正に甘ったれた憎たらしいガキそのものだった。

この辺りについては、序盤であまりカミーユについての説明がなされていないこともあり、ぼくはずっと「え、なんなんこいつ」とか「いやだから、お前何がしたいねん!」とツッコミを入れていた。

一応、彼の両親が両方とも「親としては不合格」みたいな人達だったから、「ああなるほど、そういうことね」という部分はあるものの、とは言え、そこまでひどい親というわけでもない。

なんというか、そういうところ全て含めて、全体的にカミーユに対する描きこみが足りてないと言うか、見た目も何もかも含めて「カミーユが全く魅力的に見えない」っていうのがこの作品の最もダメだ部分だと思う。

※ニュータイプ(以下NT)としての凄みとか、主人公としてのカリスマ性みたいなものが全く感じられなかった。

※まだ、ライバル役の「ジェリド・メサ」の方が人間的な魅力があったように思う。


カミーユ以外のティーンエイジャーパイロット


あと、カミーユの幼馴染のファや、ファーストにも登場した「カツ・コバヤシ(ハヤト・コバヤシの養子)」ら、ティーンエイジャーのパイロットらの勝手出撃が多すぎw

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ファ・ユイリィ
後にメタスのパイロットとなる

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カツ・コバヤシ
※ファーストガンダム登場時は「カツ・ハウィン」という名前だったが、一年戦争終結後、ハヤト・コバヤシ(ガンタンクのパイロット)と、アムロの幼馴染であった「フラウ・ボゥ」が結婚。以降夫妻の養子として引き取られ、コバヤシ姓を名乗ることになる。

カツに関しては、結果的にそれでカミーユのピンチを何度も救っているのでまだいいものの、ファに至っては勝手に出撃しておいて何の戦果も挙げられないどころか、著しく足を引っ張っている始末。

「カミーユが落ち着いたと思ったら今度はこいつかよ」的な新たなイライラが募る。

女性パイロットの急増

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本作の一番の特徴ってここじゃないかとも思う。

劇中のカミーユも言及していたけど、とにかく女性があまりにも多く戦場に出すぎている。

ファーストのときにも「セイラさん」なんかがガンダムやGアーマーのパイロットとして何回も出撃はしていたけど、本作では第1話目から、いきなり女性パイロットが当たり前のように登場する。

更に面白いと思ったのが、当初ティターンズに所属していた「エマ・シーン中尉」が、ある事件をきっかけにティターンズの裏の顔を知ってしまい、生来の正義感からエゥーゴに寝返ったりする。

かと思いきや、エゥーゴに所属していた「レコア・ロンド」が、パプテマス・シロッコに興味を持ったことで結果的にティターンズに寝返ったり。

そんな「立場逆転組同士の二人の対決」なんて部分もあって、非常に面白かった。

他にも序盤で、カミーユのライバル役であるジェリドの師匠的な立場で登場した「ライラ」や、後にジェリドとコンビで戦うようになる「マウアー・ファラオ」など、とにかく女性パイロットが目立つ作品だと思う。

※そしてどっちもカミーユによって殺されていて、この二人以外にもジェリドが心を通わせた人達、たいていカミーユの犠牲者なだけに、ジェリドのカミーユに対する怨念が凄まじくて面白かったw

フォウ・ムラサメについて

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本作ではカミーユが恋に落ちる相手として「フォウ・ムラサメ」が登場。

しかしフォウは、実は敵軍(ティターンズ)のサイコガンダムのパイロットで、しかも人為的に記憶を操作させられた強化人間という悲しき運命を背負っており、お互いに戦わなくてはならなくなる。

という部分で、いわゆる前作の「ララァ・スン」にあたる人物として描かれており、カミーユもアムロと似たような運命をたどることになる。

フォウとカミーユとの邂逅を描いた第19話のエピソードタイトルが「シンデレラ・フォウ」で、確かフォウはこの時、「何時までに本部に戻らなければいけない」みたいな状況で、それが「シンデレラ」っていう表現になったんだと思う。

でも、この二人の関係性はシンデレラと言うよりは、まんま「ロミオとジュリエット」だとぼくは思った。

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突然の出会い、余りにも性急すぎるくらいに急接近した関係性、からのこのキスシーンで、もうこの二人の未来に、BAD ENDしか見えなかった。

ファーストガンダムの登場人物たち


前作から7年後の話ということもあり、一応「シャア・アズナブル」が「クワトロ・バジーナ大尉」として登場するということは知っていた。

が、まさか前作主人公の「アムロ・レイ」や「カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、ミライ・ヤシマ、ブライト・ノア」らホワイトベースクルーが続々登場するとは思っても見なかった。

それどころか、「カツ・レツ・キッカ」の3人が少し成長した状態で出てくるというのも、衝撃的だった。

特に印象的だったのは、やはり「アムロ&シャア」二人の関係性だろう。

そもそも、前作では敵だったシャアが、今回は味方側にいるというだけでも結構胸アツなところはあると思う。

しかしそうなる経緯として、ピッコロやベジータが仲間になった的なものとは多少意味合いが異なると言う部分もあるので、この辺りは非常に面白いなと思った。

で、そんなシャアとアムロが再開し、最終的に二人が乾杯するシーンがあって、このシーンは非常に深いなと思った。

 まとめ


冒頭にも記したように、当初カミーユに全く感情移入できなかったもんだから、最初の何話かはすげーつまんなくて、大丈夫かこれ?って思いながら見てた。

けど、登場人物やMSの種類が増えてきたことで面白くなってきたし、特にアムロ登場以降、面白くなってきた気がする。

次はZZを見たかったのだけど、ZZをはAmazonプライムにないのが残念。でもいずれ必ず見ようとは思う。



 
 

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