amazon 世界最先端、最高の戦略
成毛 眞
ダイヤモンド社
2018-08-09



めちゃくちゃ面白かった。

これはあまりにも面白すぎて、読み終わるのに時間がかかったパターン。まあ、実際にページ数も多いのだけど。

帯の文句に「この一社さえ知ればいい」とあって、「ちょっとそれは盛り過ぎ・煽りすぎじゃないか」とも思ったが、ほんとにそのとおりだった。

 amazonの何がそんなにすごいのか


amazonっていうと、今でこそ「何でも屋」のイメージが強く、ネットショッピングの最高峰的な位置づけであること自体は間違いないですよね。

でも実はかなり幅広く事業展開をしていて、物販はあくまでその事業の中の1つでしかなく、その規模が大きいと言うだけに過ぎないのだという。

というのも、信じられないことに、amazonの物販事業については実は「赤字続き」なのだというのだから驚く。

では何がamazonを支えているのかと言うと、「AWS(amazon Web Services)」という「クラウドコンピューティング事業」で、クラウド部門での世界的なシェアの3割はamazonが握っていて、世界1位なんだそうな。

何しろ、アメリカでの主な取引先に「CIA(アメリカ中央情報局)」がいるというのだから、その信頼性と権威性の高さは計り知れない。

 プラットフォーマーになろうとしている


このことから、amazonはWEBサービスのみならず、あらゆる分野での「プラットフォーマー」になることで「amazon無しでは生きていけない」という状況を作り出そうとしているというのだ。なるほどね!

それこそ先述した「AWS」にしてもそうなんだけど、amazonは「こうしたシステムを自社で作って、それを売ることで利益を得る」というやり方をとっており、その利益の大半を「別部門のための設備投資」に回しているのだという。

故に、物販が赤字続きでも株価は下がらないどころか上がっているんだとか。

 まとめ


他にもamazonは「銀行」をやろうとしていたり、これまでにも様々な企業を買収してはその技術を取り入れ、プラットフォーマーとしてその技術を売ることで、その地位と利益を盤石なものとしてきている。

このことから、これからもどんどん事業を拡大していくことが予想されるので、逆にどの分野に進出してきてもおかしくないのではないかという気さえする。

冗談抜きでそのうち、医療の分野にまで進出するなんて言うことも、果てはイーロン・マスクみたいに「宇宙開発への進出」なんてことも、amazonならやりかねないという恐ろしさが有る。

これについて本書の著者である成毛眞さんは、「創業者であるジェフ・ベゾスでさえも、amazonの事業の全容を把握しきれていないんじゃないか」とさえ言っており、この無尽蔵なまでの拡がり方を見ると、さもありなんといった感さえ窺える。

個人的には、ウェアラブルコンピューティング等の発展につながる何かを作ってくれたらうれしいなというところですね。

 関連動画


この本を読んだ上で、この動画を見ると、amazonに対する理解がより深まる気がする。何れにせよめっちゃ面白いので、これは是非見ておいたほうがいいでしょう。


【偉人伝】amazon創業者ジェフ・ベゾス!世界一の大富豪の成功哲学に迫る



【偉人伝】amazon創業者ジェフ・ベゾスを知れば未来の成功者になれる!世界一の大富豪になれた2つの理由・amazonが生み出した5つのイノベーション・そして宇宙へ


amazon 世界最先端、最高の戦略
成毛 眞
ダイヤモンド社
2018-08-09


 
 

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