めちゃくちゃ参考になった。

「仕事術」とか「タスク管理」とか色々あるけど、結局はこの「時間管理術」というところが全て物を言うってことですね。

あと、内容的には以前読んだ「超集中力」とかなり近い。けど、「時間を無駄にしてしまっている」と自覚している人には絶対オススメできると思う。

※関連過去ログ
 http://blogrider.tokyo/archives/14975466.html

これを気に、もっかいこれ再読しようかなあ。

目次
まえがき
  • 時間にまつわる3つの勘違い
    1. 物理的な時間がない 
    2. やるべきことが多すぎる 
    3. 忙しい人は仕事ができる

  • 時間感覚を正す7つのフィックス 
    1. ゴールコンフリクトを正す
    2. 時間汚染を防げ
    3. 呼吸を整える
    4. リフレーミング
    5. 親切
    6. スモールゴール
    7. 自然

  • それでも時間がないあなたに贈るストレス対策

  • 職場の「時間汚染」に打ち勝つ働き方
    1. まずは通勤時間のストレスを防ごう
    2. 仕事中の時間汚染に立ち向かうには?

  • 自分の時間を取り戻す8週間プログラム
    第1週~第2週:時間が伸びる感覚を味わう
    第3週~第4週:乱れた時間間隔を整える
    第5週~第6週:時間を取り戻す準備を整える
    第7週~第8週:時間の呪縛を逃れる
    第8週~時間を捨ててみる

 まえがき


まず、ここで笑った&感心した。「時間術」というテーマの本であるからして、読者の時間を奪わないようにと、「まえがきは敢えて書きません」という「断り書き」が、1Pわずか4行のみ。いいですね。この潔さ。流石DaiGo氏ですね。


 時間にまつわる3つの勘違い


1. 物理的な時間がない ⇒ 「時間がない」は勘違い 

所謂「忙しいアピール」をするやつに言及。確かに「時間がない時間がない」言ってるやつほど効率悪い動きしかしてない。要するに「余裕の無さ」から来ている。

また、「時間がない」とか「忙しい」が口癖になると、脳がその状況を作り出してしまい、実際に余裕がなくなって「時間が足りない」という不足感や焦りが生まれてしまうのだとか。

これは脳科学的にも証明されてますよね。


2. やるべきことが多すぎる ⇒ 正しい選択が出来ていない証拠 

これは非常に身につまされる話だ。

正に自分がそのように感じていたし、言われてみると確かにそのとおりだ。「それ今やる必要ある?」ってことや、ひいては「そもそもそれ必要?」ということがタスクの中に多く入っている気がする。

「目の前のことに集中して1個ずつやれ」っていうのは、結局こういうことなんだと思う。

あと、仕事ができない人ほど、無駄に仕事を作りたがる。本当の意味で仕事ができる人って、最小の手数でタスクをこなして、仕事そのものを圧縮・削除は元より、要らない仕事を「ちゃんと捨てることが出来る人」のこと。

つまり究極的に言うと「仕事ができる人=仕事をしない(する必要のない)人」だという結論に辿り着く。


3. 忙しい人は仕事ができる ⇒ 忙しい人ほど脳の機能が低下している

これも勘違いしがちですね。しかも、「仕事を頼むなら忙しい人に頼め」みたいなこともよく言われてることだけに尚更。

確かに、忙しいと焦りが生まれて明らかに認知機能が低下しているなっていうのが、自分でもわかる時がある。

 時間感覚を正す7つのフィックス


1. ゴールコンフリクトを正す

「ゴールコンフリクト」とは、「欲望」と「目標」が衝突(コンフリクト)を起こしている状態のことらしい。例えば「痩せたい(目標)」に対して「でも甘いものも食べたい(欲望)」が衝突するというように。

そういう意味ではこれもめっちゃ心当たりがある。

ここでこのような葛藤をしている時間が本当に無駄だし、そのせいで集中力が削られてしまい、ウィルパワー(意志力)も消耗してしまい、時間がなくなる。


2. 時間汚染を防げ

所謂「邪魔が入る」や「割り込みタスク」や、もっと言うと「携帯の通知」なんかもそう。

別のDaiGo本にも書いてあったけど、人は一度集中力が途切れると、それを回復させるのに25分くらいかかるんだとか。


3. 呼吸を整える

これ忘れがちだけど、ほんとそのとおりだと思う。

「時間術」なのに「呼吸?」って思うかもしれないけど、結局本書を通して書かれていることって、「具体的な時間の切り詰め方」ではなく、「焦りがなくなれば、時間がないという感覚が減る⇒時間が増える」っていうこと。

なので、実はある意味でいちばん重要なのかもしれないとさえ思う。


4. リフレーミング

「リフレーミング」とは、「嫌な状況を無理やり前向きに解釈することで、ネガティブな感情を緩和させるテクニック」ということらしい。これは知らなかったので、勉強になった。

と言うよりも、これって「自分の感情を押し殺して、無理していることになりはしないか?」と言う疑問が正直今でも少しあるんだけど、でも実際に米国で行われた実験だと、リフレーミングを行ったことで「時間不足の感覚が25%も緩和された」らしい。へぇ~。

ぼくは非常に短気な性格だし、なまじイライラを感じる状況と、自分がそれに対して抱いている感情の正当性について言語化出来てしまえるんですよ。

このため、その自分の考えをねじ伏せてまで「ポジティブに捉える」という、大人の思考になりきれない部分があることも自覚してしまっているので、正直結構しんどそうだなと思ってしまう。余程調子いい時じゃないと難しいのではないかと。

でも、結局ここで言っていることって、「余裕が無いからこそ無理矢理にでも余裕を持つようにすることで、強引に余裕を生み出してしまう」っていうことなのかもなと解釈できるので、今度実践してみようと思う。

※というより1の「時間がない」や「忙しい」を口癖にしないというのと通ずる内容ですね。

で、リフレーミングのもう一つの話として、「不安を感じた時の対処法」も挙げられていたんだけど、この中で特に目からウロコだったのが、「不安を感じていてもそれを否定せず、不安を認めながらそれでも不安がないかのように振る舞う」というのが大事なポイントとのこと。

ぼくはこれを見て、真っ先に「ROLANDさま」の名言を思い出した。内容としては、「自信がない時は、自信の有るフリをしろ」というものだ。

「実際に自信を持てと言っても難しいだろうから、ならばせめてフリ(ポーズ)だけでもしとけ」と。そうすると、自然とちょっとずつ自信が湧いてくるみたいなことを言っていた。それと同じことだ。

※関連過去ログ
 http://blogrider.tokyo/archives/16913852.html

自分はその名言は、YouTubeの「HOST TV」で見たんだけど、この本にも同じことが書いてあった。


5. 親切

これも「呼吸」とかと同様なのかなと思う。要は「心にゆとりを」って話で、それが「余裕」に繋がり、そこから「焦り」が減り、「時間が増える」に繋がる。

まあ、考えてみれば当然の話という感じもしますね。常にイライラしている人は余裕がない証拠ですからね。


6. スモールゴール

最初にデカ目の目標を設定するのではなく、小さく実現可能な目標(スモールゴール)を設定して、それをひたすら積み上げていく、というもの。

要するに、よくマラソンなんかで「せめてあの電柱まで」を繰り返して、なんとかゴールに辿り着くみたいな感じといったところか。

これについては、ぼくが最近参考にさせていただいている「マナブさん」もこの動画同じことを言っていた。


【経験談】目標を達成する方法【結論:小さな目標にしたらOKです】

要は、どんな目標を立てようと、「それを達成するための具体的なプランが見えてなければ、未達以前に、行動すら出来ずに終わってしまう」というものだ。

これ、以前から知っていたはずなのに、全然実践できてなくて、本書を読み終えその後でこの動画を見て、ようやく腹の落とし込めた。

ぼくから補足させてもらうと、ここに「その日やったこと」を日報的に毎日書いていくと、目標達成率が上がりやすいということを、DaiGo氏も別の動画で言っていた。


自分を操る超記録術〜計画より記録が目標達成率を上げる!

これ、自分も今やっているけど、実際「やるべきこと」で迷うことがなくなった!

ToDo作って未達部分に落胆するより、「今日何をしたかを細かく記す」と、意外といろんな事やってる事に気づけて達成感が得られる。もちろんそれに満足はしちゃいけないんだけど、確実に「焦り」は減るので、この時間術にも即している。

それに細かく記録していったほうが「次にすべきこと」も非常に明確化しやすいので、継続しやすくモチベーションが保てる。

時間を割くべきは「タスクをこなすこと」より寧ろ「やったことの記録」のほうかもしれないとさえ思う。


7. 自然

これも「3. 呼吸」および「5. 親切」と同様。ただこっちの場合は精神論的な話以前に、実際にフィジカルにいい影響を及ぼすので、ぼくも極力自然に触れられるようにしたいと思う。

 それでも時間がないあなたに贈るストレス対策

1秒コース:一時停止リマインダー
3秒コース:背筋を伸ばす
14秒コース:楽しい記憶を思い出す
30秒コース:貧乏ゆすり
45秒コース:ガムを噛む
1分コース:不安になる時間を決めておく
2分コース:テトリス
3分コース:動物の動画を見る
4分コース:SIT
5分コース:太陽の光を浴びる
8分コース:筆記開示
10分コース:心拍トラッキングタスク
15分コース:ハンドマッサージ
20分コース:お笑い動画を見る
30分コース:パワーナップ
1時間コース:休暇の計画を立てる
2時間コース:コーピング・レパートリーを作る
14日コース:ビジュアルアナログスケール
28日コース:自動思考キャッチトレーニング
30日コース:クールチャレンジ
49日コース:慈悲のプラクティス
やってはいけない6つのストレス対策

まず、ぼくが知らず知らずのうちにやっていたのは、「貧乏ゆすり、ガムを噛む、テトリス、動物・お笑い動画、パワーナップ」だった。

テトリスは、厳密にはテトリスではないんだけど、ブラウザゲームのパズルものとか、ものすごく簡単な短時間でできるものをちょいちょいやってた。

それこそ、過去にこのブログで紹介したことのあるこいつとか。

※関連過去ログ
 http://blogrider.tokyo/archives/13813384.html

これめっちゃ面白い。ただ自分の場合、息抜きのつもりでも割とムキになってしまって収拾がつかなくなってしまうので、最近ではあまりこの手のブラウザゲームはやらないようにしている。

また、意識的におこなっていることとしては「背筋を伸ばす」で、これは減量においても重要だし、超集中術でも書かれていたし、背筋を伸ばすだけでいろいろと改善される。仕事中眠くなりにくいし。


興味深いのは、Googleでも取り入れているという「一時停止リマインダー」で、これは「一時停止マーク」を目のつくところに貼っておくだけ、というもの。

あと、「楽しい記憶を思い出す」や、「動物やお笑い動画を見る」っていうものについては、そもそものメンタルの改善に効果的ですよね。癒やしや笑いはそれだけでストレスが解消できるので。

個人的にはここに「赤ちゃん動画」も加えたい。元々ぼくは子供好きではあるけど、姪っ子が誕生して以降更に拍車がかかり、赤ちゃんとかが可愛くてしょうがないと思うようになり、YouTubeで「赤ちゃんと動物」みたいな動画を見て以来、すっかりハマった。

まじで、その日の嫌なこととか一瞬で吹っ飛ぶのでおすすめ。

 職場の「時間汚染」に打ち勝つ働き方


1. まずは通勤時間のストレスを防ごう


通勤時間に40分以上かかると離婚率が急増するって、林修先生も言っていた気がする。

確かに、ぼくの場合、通勤電車の中が唯一の読書タイムなので、一度電車に乗ってしまえばなんてことはない。

けど、朝起きて「これから支度して電車に乗って渋谷まで行って仕事しなくちゃいけないのか」と思うと、酷く憂鬱になることがしょっちゅうある。

土日祝出勤時や、在宅勤務のときは全くそれがないから、やっぱりストレスなんだよなあ。そもそも移動自体コストでしかないですしね。電車内での読書なんて、それのコストを軽減しているに過ぎないわけで、無いに越したことは無い。

 まとめ


冒頭にも書いたように、以前リリースされた「超集中力」にだいぶ近い内容。

というより、「ウィルパワーダイエット」や「片付けの心理法則」とも間接的に繋がっている部分もあり、もっと言っちゃえばDaiGo氏の著作は全て「メンタリズム」という心理学がベースになっているので、ある意味全部繋がっている。

なので、これまでになんだかんだ5冊くらいDaiGo氏の著作を読んでいて、YouTubeでの動画もたくさん見てきたので、内容については割とすんなり理解が出来た。てゆーか、元々DaiGo氏の本は非常にわかりやすい。

Amazonのレビューで「内容が過去の著書と重複している」という意見があるけど、むしろ重複して当然だし、そもそも「それがどうした」って話。要は、重複部分がそれだけ重要なファクターを占めているってことでしょうに。

あと、「呼吸を整える」という項目でも書いたけど、結局この本は「時間術」と銘打っていても、それは「時間の切り詰め方・圧縮の仕方」といったメソッドではない。

この本をざっくり一言で要約するならば、「時間が無い!という焦りをなくすことが、時間を生む最大の近道」ということだ。その「焦りをなくすためのメソッド(メンタリズム)」が「DaiGo流超時間術」ということにほかならない。


週40時間の自由を作り出すための超時間術 ~時間認知のゆがみを矯正して失われた時間を取り戻すには




 
 

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