まあまあ面白かった。

今更ながらAmazonプライムで「ソードアート・オンライン」の1期全26話を見終わった。

原作のラノベを既に読んでいたので、やっぱりどうしても「原作のほうがいい」という評価になっちゃうけど、まあ面白いっちゃ面白いですね。

とは言え、当時世間的に騒がれているほどの強烈な面白さを感じたかと言うと、正直そこまでではないかなと言うところ。てゆーか、原作を知らない人はどう感じているんだろうか。

 アインクラッド編

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表題でもある「アインクラッド編」が意外とあっさりで少々物足りない感。

2期では「GGO編」と「マザーズロザリオ編」をやるみたいだけど、1期で丸々アインクラッド編をやって、2期で「ALO編」と「GGO編」をやり、特番的な感じで「マザーズロザリオ編」を挟んでから「アリシゼーション編」にすればよかったのにって思った。

とは言え、原作でも確か1巻・2巻で終わっているので、元々あっさりはしていた。

しかし、「情報屋のアルゴ」が、何の説明もなしに出てくる上に1回しか登場しないので、原作を知らない人が見たら、「誰?」ってなるんじゃないかと思った。

原作では割と助けになってくれるキャラなので、もう何回か出てきてもいいのにというところ。ちょっともったいないですね。

また、アインクラッド編は基本的に「主人公:キリト」と「ヒロイン:アスナ」の話ではあるのだけど、そのサイドストーリー的な部分でキリトと関わる女子達は、もれなくみんなキリトを好きになるという部分は、これぞまさに「ザ・ラノベ!」といったところではないでしょうかw

Amazonのレビューを見ていると、そうした様子が「気持ち悪い」と評価している人が少なからずいたけど、いやいや、ラノベってそういうものでしょ?って話。

そういうもんだとわかってみていれば、別になんてことはないですね。

 ALO編

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意外とあっさりクリアされちゃったSAOから、今度は舞台が変わって「ALO(アルブヘイム・オンライン)」となるわけだけど、ここではまさかの「キリトの妹」がヒロイン。

そしてこれまた「実の妹ではない」という設定から、妹がお兄ちゃん(キリト)をやはり好きになってくれます。てゆーか、既に好きでいてくれてます。もう、やりたい放題かw

もっかい言います。ラノベってこういうもんでしょ?

でもこのヒロインである「直葉(スグハ)」を「竹達彩奈」さんが演じていて、なかなかいい感じではあったけど、彼女のALO内でのアバター(リーファ)に対する声としては違和感はないんだけど、リアル(直葉)だと見た目が大分異なるので、なんだか変な感じだった。

※この辺は演者さん自身も結構戸惑ったんじゃないかな?「見た目の異なる同一人格キャラクター」なんておそらくはじめてのことだろうし。

で、囚われた状態のアスナがなんとか自力で脱出を試みるも途中で見つかっちゃって、触手を持つモンスター形状のキャラクターに、正に触手に絡め取られるシーンとかあって、いやいや勘弁してくれってなったw

こっちは「職場」で1人で昼飯食いながら会社のPC使ってAmazonプライムで見てるんだぞとw家族みんなでTV見てる時にラブシーンが流れるときの比じゃないくらいの気まずさだったわ。(背後に誰もいなかったことを祈る)

しかしなんと言っても、ALOでのラスボス役を「子安武人」が演じていたんだけど、「怪演」とは正にこのことでしたね。

そんなにたくさんのアニメを見てきているわけではなかったので、子安さんのイメージって、エヴァの「青葉シゲル」とか、「快感フレーズ」の「雪」とか「Weiß kreuz(ヴァイスクロイツ)」の「アヤ」とか、まあ要するにざっくり言っちゃえば「全部同じ声色のキャラ」しかない印象。

言うなれば「声優界のキムタク」みたいな感じだったと思うんだけど、このアニメにおける「須郷」という役に関しては別だった。

「これ本当に子安さん?」と思うくらいに、キレッキレのサイコパスっぷりを発揮していて、もう胸クソ過ぎて逆に清々しいと感じるほどのクズっぷりだった。

途中、ゲーム内でキリトの動きを封じて、その目の前で最愛の女性であるアスナを陵辱せしめようとするシーンなんかがあるんだけど、「原作でここまで踏み込んだ描写してたっけ?」っていうくらい、際どい描写には少々驚いた。

※と言っても成人向けのアニメではないので、直接的な性描写ではもちろん無いけども。

まあ、それだけにその後の大逆転劇でものすごいカタルシスが得られるわけだけども。

 まとめ

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ストーリーは割とテンポよく進んでくれているので、問題なかったと思う。

原作だと「ゲーム内の細かな設定やルール」といった部分がややこしく感じる部分もあったりするんだけど、アニメの場合、その辺りについては最低限にまとめられている印象。

ただ、逆説的な言い方をすれば、それこそが「意外とあっさり」と感じてしまう要因の一つでもあったと思う。

また、「ゲーム内の死=現実世界の死」ということでもあるわけだから、多少冗長でもシステムについての説明にもう少し時間を割いて、1回の戦闘での緊張感なんかを、それこそアインクラッド編だけで2クール使ってじっくり描いてほしかった。

それに「ゲーム内の死=現実世界の死」なんだから、実際目の前でプレイヤーが死んだ場合、所謂「シェルショック(戦闘ストレス反応やその後のトラウマ)」みたいなショック状態に陥ったりしてもおかしくないはずなのに、そこまで重く扱われていないことには、やはり違和感を感じる所。

ま、これは原作でもそこまで深掘りはされてなかったとはいえ、原作のほうがもうちょいちゃんと「死」というものと向き合っていた感はあるように感じる。

そういう部分でも、やはり先述の物足りなさを感じてしまうところ。

またそれだけに、「VRMMORPG」という特殊性もあまり感じられず、「アニメの絵」であることもあって、「ゲームの中のお話」というところが分かりづらい印象もあった。

特に、プレイヤーたちがメニューを開いたり、戦闘シーンで敵やプレイヤーたちのステータスが表示されたりする部分についての表示があまりにもあっさりしすぎていて、せっかくの「近未来のフルダイブ型VRMMORPG」という設定が感じにくかったのが個人的にはもったいないと感じた。

このあたりのテクノロジー的な描写ということで言ったら、やっぱり「エヴァ」を超えるものがまだ出てきてないなという印象。

折角高画質でクオリティの高い作画で作っているのだから、このあたりのフォントやディスプレイのデザインや操作の描写をもっと作り込んでおけば、それだけでも作品に対する評価は大分違うところになっただろうに、本当に残念でならない。

とはいえ、トータルで見たら「面白いのは面白い」ので、引き続き2期も見ます。というか、既に見始めてます。


※画像引用元
 https://dengekibunko.jp/title/sao/
 https://anime.eiga.com/program/102624/



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