まあまあ面白かった。

だがこちらは、前回紹介した「100円のコーラを1000円で売る方法」のようなマーケティングの本ではなく、「会計学」についての本なので、ジャンルは異なるものの、途中でマーケティングに関する話も出てくるので、一部、内容が似通っているところもあって、理解が深まった気がする。

※関連過去ログ
http://blogrider.tokyo/archives/17142080.html

な、だけに本書の「釣りタイトル感」が否めないのが残念なところ。しかも、本書のタイトルと本書のテーマ自体にはそこまで深い関わりはないので、それだけが残念。

しかし、前回の「100円のコーラを~」同様、わかりやすさということで言うとこちらも非常にわかりやすい。知的・教養系バラエティ番組的なわかりやすさは良いと思った。特に著者自身が会計学を楽しんでいる様子が字面から伝わってくるようで、非常に好感は持てた。

また、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュ・フロー計算書」についての説明はかなり噛み砕かれて解説されていたので、これから簿記の資格取得のために勉強を始めるという人は、最初からゴリゴリの専門書に手を出す前に、まずこれを見ておいたほうがいいと思う。

更には「第4講:数字のテクニック」では、「プロスペクト理論」や「アンカリング効果」の説明とともに、コピーライティング術にも通じるような話も書いてあって、非常に参考になった。

要するに「数字は嘘をつかないが、人は数字に騙されやすい」ってことでもあるということですね。

とりあえず、会計学やマーケティング初心者にはおすすめできると思う。

因みにタイトルについては、ネタバレすると、「一緒にもっと高い弁当を並べろ」ってことだそうです。まあ確かにね。駅弁理論ですね。




 
 

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