81iQM1olutL._SS500_

HIDE YOUR FACE(ソロ1st ALBUM)
1994年2月23日リリース。

・ソロ1st ALBUM
・ソロの時の名義は小文字で「hide」
・ジャケットの仮面は、映画エイリアンの造形で有名な「H・R・ギーガー」氏の作品。

●収録曲
 01. PSYCHOMMUNITY
 02. DICE
 03. SCANNER
 04. EYES LOVE YOU[T.T.VERSION
 05. D.O.D.(DRINK OR DIE)
 06. CRIME OF BREEN st.
 07. DOUBT[REMIX VERSION]
 08. A STORY
 09. FROZEN BUG '93[DIGGERS VERSION]
 10. T.T.GROOVE
 11. BLUE SKY COMPLEX
 12. OBLAAT[REMIX VERSION]
 13. TELL ME
 14. HONEY BLADE
 15. 50% & 50%[CRYSTAL LAKE VERSION]
 16. PSYCHOMMUNITY EXIT TERRY 

25年前の今日リリース。

当時リアルタイムで、「父親がレコード屋」という特権をフルに活かしてリリース直後に入手したと思うんだけど、初回限定盤はこのジャケットの仮面が立体に浮き出ていて、そのせいで結構分厚いケースに入った仕様になっていた。

そのせいで棚にも入れづらかったりかさばったりするので、それ以来、CDは逆に「通常版のほうが良くね?」って思うようになった。


hideのソロ作品について

ぼくは最初、hideのソロ作品ってあまり好きじゃなかったんですよね。

特に一番最初に聞いたのがソロデビューシングルである「EYS LOVE YOU」で、「HIDE=Xのギタリスト」のイメージしかなかったぼくにとっては、「なにこれポップスじゃん」という感じで、正直、到底受け入れ難かった。

だってそれこそXきっかけでスラッシュメタルとか激しめな音を求めるようになったのに、完全に真逆なんだもの。BUCK-TICKのデビューアルバムよりポップ。

でも、当時Xの信者だったし、他の楽曲に対する期待もあるにはあったので、リリースと同時に購入したという経緯だった気がする。

楽曲について

正直そこまで思い入れが強いわけでもないので、気に入った曲だけ簡単に解説します。


01. DICE
 https://www.youtube.com/watch?v=fL3bH9tZJ-k

これはむちゃくちゃかっこいいですよね。てゆーか、最初にこれを出してくれればよかったのに。おそらく、多くの人がここからhideを知ったっていうパターンが多い気がする。

曲調自体はかなり早めなシンコペ8ビート。もうこのビートは、LUNA SEAの「ROSIER」といい、「V系ビート」と名付けてもいいくらいV系にとっては鉄板アプローチですよね。でもその源泉となっているのは、やはりこの曲なのかなと言う気はする。

あと、この曲でMステに出演したときの演出がまあまあ過激で、これについては絶対に、後のDIR EN GREYらに影響を与えている気がする。

DIR EN GREY - 残-ZAN-(PV)
https://www.youtube.com/watch?v=GTWHLh4FXIc

03. SCANNER
 https://www.youtube.com/watch?v=gKHvkIMbf-0

これは、元々hideは「3曲目にふさわしい曲」というのを意識して作っていたらしい。

確かに、DICEからの流れで立て続けに来るので、同じくらいのテンポだけど違和感はないし、むしろ加速感さえある。

この曲は後に、このアルバムからシングルカットされる「TELL ME」のカップリングにて、LUNA SEAのVo. RYUICHIとのツインヴォーカルバージョンである「愛のデュエットVer.」として収録される。

その縁だからか、hide没後のトリビュートアルバムでは、LUNA SEAはこの曲をカバーしている。

LUNA SEA - SCANNER
https://www.youtube.com/watch?v=Nz_ubld6u7w

13. TELL ME
 https://www.youtube.com/watch?v=M7D5Y-Dz3uU

非常にキャッチーな曲で内外の評判が高かったこともあって急遽シングル化された曲で、確か、当時まだ西武ライオンズに在籍していた頃の清原和博がCMをやっていた「エースコックのスーパーカップ」とのタイアップだった気がする。

生前hideはこの曲を、横須賀SABER TIGER時代に一緒にやっていた、現D'ERLANGERのDs. 菊地哲に叩いてもらいたかったということを言っていたらしく、皮肉にもトリビュートでそれが実現する形となった。

確かに、この曲のドラムのフレーズ、どこか菊地哲を感じさせるものがある気がする。特にイントロのフロアタムを使ったジャングルビートとか。


14. HONEY BLADE
 https://www.youtube.com/watch?v=TO9LbLZYzy4

激しめなハードロックの上に、父親⇒娘による近親相●の歌詞という、今の時代では到底考えられないような楽曲。

間奏部分での、父親目線による日記調の淡々とした語りがものすごく生々しい。よく、こういう歌詞を書こうと思ったなと思う。

まとめ

ということで、簡単にではあるけど、楽曲も解説した。

途中、以前紹介した「DANCE 2 NOISE004」収録の「FROZEN BUG」もセルフカバー?という形で収録されていたりと、hideのあらゆる要素がてんこ盛りになっているボリューミーなアルバム。

hideの原点にして集大成だと思う。これも中古で買おうっかなあ。

※関連過去ログ
 【×年前の今日】1993年1月21日:DANCE 2 NOISE 004(コンピレーションアルバム)

※「LUNA SEA」のGt. INORANとBs. Jとhideの3人による「M×A×S×S」というユニットで参加している。


■EDIT