知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)
池上 彰
朝日新聞出版
売り上げランキング: 270

非常に面白かった。

やはり「わかりやすさ」に定評のある池上さんなので、非常に説明が丁寧で、好感の持てる内容だったと思う。

これから、株とかFXとかで資産運用にチャレンジしようという人や、ぼくみたいにネットビジネスにチャレンジしようと思っている人に限らず、あまり「経済」というものについてよくわかってないという人は「一般教養のための入門書」として読んでおいたほうがいいなと思った。

個人的に一番面白かったところ

ぼくが面白いと思ったところは、最初の「お金の歴史」で、この内容については、大昔に読んだ「経済ってそういうことだったのか会議 - 佐藤雅彦・竹中平蔵 著」に非常に近く、「お金そのものの起源や仕組み」について非常にわかりやすく書かれている。

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
佐藤 雅彦 竹中 平蔵
日本経済新聞社
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なんかこのあたりは、子供の頃に見た「まんがはじめて物語」的な面白さに近くて、知的好奇心をものすごく擽られる。

例えば中国では貨幣誕生以前は、その機能を持つものとして「貝」が使われていたわけだけど、お金にまつわる漢字にはことごとく「貝」の字が部首等で入っているのはその名残だからだとか。※「買」とか「購」とか「財」とか「貨」とかetc...

その他の項目

その他、「銀行」「投資」「保険」「税金」「ニュースの中のお金」「身近なお金」の各項からなっている。

正直な話「投資」の部分が、ぼくの理解がちょっとついていけない部分もあったので、このあたりはまた改めて読み直そうかなとも思っている。

特に「株式投資」についてはまだわかるんだけど、「債権」や「投資信託」についてはちょっと分かりづらかったので、飛ばし読みになってしまった。

小学校で教えたほうがいいんじゃないか

読後に思ったのが、これ、特に最初の「お金の歴史」と「税金」と「ニュースの中のお金」の項目については、小学校の授業に取り入れたほうが絶対にいいなと思った。

日本人の金融リテラシーの低さって、根幹の部分はもちろん「マインド」の部分に起因しているけど、結局それって「お金」というものと正面から向き合うことをしてこなかったからだと思うんですよね。

もう今はそういう時代じゃないし、なんなら「個人レベルでお金を稼げないと逆に危ない時代」だと思うので、お金に関する教育は早ければ早いほどいいと思うんですけどね。

※因みにここで言う「個人レベルでお金を稼ぐ」って「給料をもらう」ってことではもちろんありません。給料をもらっているというのは、「自分でお金を稼いでいる」うちには入らないと思うので。

いずれにしても、ぼくみたいに新聞とかをろくすっぽ読んでこないまま社会人になった人って結構たくさんいるとお思うので、そういう人も読むべきだと思うし、先述のように、小学生とか中学生とかにもおすすめできる内容じゃないかとも思う。

■EDIT