ウィルパワーダイエット ダイエットという自分との心理戦に勝つ方法
メンタリストDaiGo
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安定のDaiGo氏。ってことで、これも例によって非常に参考になった。

実はこれも前回紹介した「超集中術」と同じく再読ものなんだけど、全く実践できていなかったどころか、内容を半分も覚えていなかったので、初見のつもりで読んだ。

※関連過去ログ
 自分を操る超集中力 - DaiGo
これについては、参考箇所があまりにも多すぎるため、引用はやめて、あっさり目の紹介にとどめておこうと思う。

というより、内容については自分自身で実践しながら、それぞれ個別に記事として今後書いていこうかなと思う。


これはただのダイエット本ではない

まずはじめに言っておくと、この本はダイエット本ではあるが、著者はぼくがいつも参考にさせてもらっている「メンタリストのDaiGo氏」だ。

なので、当然のことながら「メンタリズム(心理学)」の視点から、ダイエットを成功に導くためのメソッドである。

このため、所謂巷に定期的に流れてくる「なんとかダイエット」みたいな、特定の食品にフォーカスして、バカの1つ覚えみたいにそればっかり食べ続けるといった、良くも悪くも「単純でわかりやすいメソッド」ではない。

これは、過去に紹介した「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則」とも通ずる内容で、要するに「ダイエットを成功させるためのマインドセット」ということだ。

※関連過去ログ

この本でわかったこと

この本で何がよくわかったかというと、本のカバーにも書いてあるとおり、一言で言うならダイエットとは「心理戦」なんだということ。

心理戦というか、心理的(メンタリズム的)な側面から考えることで、ダイエットを制することが出来るんだということがよくわかった。

読んでいる途中から実践し始めて、まだ全然途中段階ではあるけど、それが実感できているので、間違いないと思う。何しろぼくは、ここ数日の食事の量は減ったが、「一切ガマンはしていない」からだ。ぼくは、今おこなっている減量において、一切の無理をしていない。

この感覚は、ぼくが2010年4月10日に、それまで10年間続けてきた「タバコ」を、その日を境にピッタリと止められた感覚に非常に近いと思った。

因みにタバコを辞められたのは、アレン・カー著の「禁煙セラピー」を読んだからだ。

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)
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これも言ってしまえば「メンタリズム」に近い。

これも具体的に「何をどうしろ」っていう話ではなくて、タバコに対する依存は「心理的な依存」なので、「タバコを辞めることは何も怖いことではない」、「煙草を吸う前のあなたに戻るだけなので、失うものなんてなにもない(だから怖くない)」ということについて書かれている。

まあ、メンタリズムというよりかは、こっちは「カウンセリング」ですね。


ウィルパワーとはなにか

本のタイトルにもなっている「ウィルパワー」とは日本語でいうと「意志力」という意味で、具体的には以下の3つの力を総称してこう呼ぶ。

 1. やるべきことを実行するための「やる力」 
 2. やってはいけないことを行動に移さないための「やらない力」 
 3. 目標を立て、実現しようとする「望む力」

 ⇒これら3つを合わせた「ウィルパワー」がなければ目標を立てても実現できない。

このウィルパワーってのが本当に重要で、これ実はダイエットに限らず、ありとあらゆるシーンで必要になるため、このブログで紹介してきたDaiGo氏の本に毎回と言っていいくらい登場してくるワードでもある。


「ガマンしない」のは「誘惑と戦わない」ということ

個人的にこの本で一番目からウロコだったのはこの考え方だった。

自分の「誘惑への弱さ」をまずは認め、それを力技で克服するのではなく「誘惑から逃げる」という風にすると、誘惑と戦わずにすむ。結局、誘惑との戦いは、ウィルパワーを無駄に消費することになるからだ。

例えば、不意に訪れる「食べたい」という欲求を抑えるための方法として、「お菓子とか簡単につまめちゃうものを視界から遠ざける」ということだ。これは、なかなか効果的だと感じた。

この「視界から遠ざける」ということについては、前回紹介した「超集中術」にも書かれていた、「スマホとか集中力を削ぐものを視界に入れない」っていうのと一緒で、お菓子とかをついつまんでしまうのは、本当に食べたいからではなく「そこにあるから」ということらしい。

なので、それを司会から遠ざけ、意識を他のところに集中させることで、食べたいという欲求自体を封印できるということなのだろう。


要するにざっくり言うと

まず、肥満大国と言われているアメリカでは「ダイエットをおこなった人の95%は失敗(リバウンド)している」というデータがあるらしい。

それは何故かと言うと、目標体重や理想サイズという「ゴール」を設定し、そこに到達したことでそれまでの努力も終了してしまうからと言うことだ。

要するにこの「目標(ゴール)設定の仕方」に根本的な誤りがあるということだったのだ。

ダイエットにおける真のゴールとは、目標とする体重やボディサイズに到達した後、「それを維持すること」である。

そのための「食生活」や「運動」といったことを「習慣化して自分のものにすること」こそが真のゴールであるということについて書かれていて、そのために必要なものが「ウィルパワー」ということだということだった。

つまり、この本は、そのウィルパワーを鍛えることについてフォーカスされているので、第3章に至っては「瞑想」の方法についてさえ言及されているのが面白いと思った。


最後に

軽めの紹介にとどめておくつもりだったのに、結局また色々書いてしまった。しかもまとまりが無くなってしまったので、このへんで止めておく。

とにかく、DaiGo氏の本のほとんどに言えることだと思うけど、書かれている内容については、他のことにも応用が効くし、単にダイエットだけでなく「心身ともに良好な体質改善」につながる本なので、ぜひおすすめです。

■EDIT