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Gilles de Rais - 殺意
1992年1月21日リリース

・バンド名の読みは「ジル・ド・レイ」
・ジャンヌ・ダルクに協力したとされる実在のフランスの貴族の名前から取られていて、めっちゃドS。
・X JAPAN YOSHIKIが立ち上げたインディーズレーベル「EXTASY RECORD」よりリリース。

27年前の今日リリース。

このバンドを知っている人は、おそらく30代以上の相当なV系好きと思われる。

一応、メジャーデビューもしたが、ヒットしたわけではないのと「第一次V系ブーム」の頃のバンドで、LUNA SEAと同期か、下手すると先輩ということもあり、若い子等は絶対知らないだろうなと言うバンド。同世代でさえも知っている人は相当なV系好きだと思う。

このアルバムは、ジャンル的には当時の言い方で言うところの「ポジパン(ポジティブ・パンク)」と呼ばれるジャンル。とにかく曲のテンポが速いのが特徴。

特に、この時代のV系はどういうわけか、アルバムの1曲目は「テンポ速めで1分半くらいで終わる曲」というアプローチが何故か流行ってた。

※このアルバムだと「M1. SUICIDE」、後のメジャーデビューアルバムでも「De-Light」という曲がそうだったし、他にはLUNA SEAのインディーズ盤「LUNA SEA」の1曲目に収録されている「FATE」等がいい例。

ただ、この時代のバンドって皆、V系だろうと、「しっかり音楽をやるバンド」というものが多く、影響を受けているバンドなんかも海外のバンドであることが殆どだったように思う。

故に、彼らのやっていた音楽も「ポジパン」とか言われつつも、ルーツにあるのは「プログレ」だったりして、アルバムの楽曲をよくよく聞いていると、結構複雑なことや凝ったことをやっているのが特徴的と言える。

そういうこともあり、実はぼくがバンドを始めたての頃、曲作りにおいて一番参考にさせてもらっていたのがこのバンドだったりした。

そういう意味でもこのアルバムは、V系史に残る名盤だと個人的には思っていて、間違いなく後の黒夢ら、所謂「名古屋系」に強い影響を与えていたと思っている。

※因みに、「M1. 殺意」には、当時まだインディーズバンドだった頃の「L'Arc~en~Ciel」のVo. hydeとBs. TETSUがコーラスで参加している。


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BECAUSE
1993年1月21日リリース

新曲を含め、殺意レコーディング時の未発表曲や結成当初のデモ音源、新アレンジ曲などが収録されているアルバム。2枚連続オリコンインディーズアルバムチャート1位を記録。
~Wikipediaより

26年前の今日リリース。

前作からちょうど1年後にリリースされたアルバムで、こちらはフルアルバムではあるが全9曲で、エクスタシーよりも前のインディーズ盤からのリテイクや、前作からのリテイク曲と未発表曲で構成されている。

「M1. BECAUSE」はアッパーチューンだが、前作のような殺意のこもった刺々しさではなく、POPさと力強さを伴うアプローチで、バンドの可能性や多様性を強くアピールできている曲だと思う。

また、このバンドの代表曲とも言うべき「M2. 殺意」については、簡略化されたアレンジというか、無駄な部分を削ぎ落としたアレンジとなっているが、正直削り過ぎだなという印象。

それ以外の未発表曲やデモ音源については、彼らの実験的要素が遺憾なく発揮されていたり、「M5. BAGHDAD」なんかはかなりプログレ色が強かったりして、V系バンドとしては当時から異彩を放っていたようにも見える。

このバンドは今でも大好きだが、このアルバムについては、曲がマニアック過ぎて、正直あまりスキではない。


Gilles de Rais - 殺意 (Satsui) - Full Album 1992

1. Suicide
2. Moonlight Lovers
3. Up To Date
4. 殺意
5. Brain For Delirium
6. K3 Noise
7. Slow Line
8. Cyber Punk
9. 崩れ落ちる前に…
10. 巴里祭
11. Follow Me
12. #19
13. People Or People

Vo. JOEさんは恐らく英語苦手なのか、かなり適当に歌っているようにしか聞こえない。

それか、便宜上英語のタイトリングをしていたり、歌詞カードに英語で表記しているけど、実際はデタラメで歌っているとかそういう感じだと思う。

だって、歌詞カード追いながらでも、何歌ってるか全然わからないし、そもそも「People Or People」って何だよって話。「人々、もしくは人々」って意味不明すぎw


Gilles de Rais ジル・ド・レイ Because

流石にこっちまではフルアルバムは落ちてなかったのでタイトルチューンのみで。でも、結果このアルバムではこの曲が一番好き。


■EDIT