氷室京介 - KISS ME(9th SINGLE)
1992年12月7日リリース

・C/W:YOU'RE THE RIGHT
・作詞:松井五郎 / 作曲:氷室京介 / 編曲:西平彰。
・4thアルバム『Memories Of Blue』の先行シングル。
・自身初にして唯一のミリオンセラー。




26年前の今日リリース。

なんていうか、この曲は全てがかっこいいとしか言えない。曲もジャケットもPVも全部かっこいい。見てくださいよこのジャケット。氷室とバイクですよ。背景赤ですよ。死ぬほどかっこよくないですか。

なんていうか、個人的には「氷室京介」というイメージやブランドって、このシングルによって完成されたと言っても過言ではない気がする。

それ以前からも、積極的に「脱BOØWY」を図って、あれこれやっていたとは思うんだけど、その音楽的・ビジュアル的アプローチがあまりにもおしゃれすぎるというか洗練されすぎちゃってて、それが何処か「氷室っぽくない」という感じもしていて。

まあ、もちろんそれが「勝手なイメージ」であることは百も承知なんだけれども。

でも、ここに来ていわゆる「待ってました感」というか、正に「こーゆーのを見たかった・聞きたかった」というところにハマったのではないかと思う。これ、同じことを後の17枚目のシングルである「SLEEPLESS NIGHT~眠れない夜のために~」でも思うのだけど。

※関連過去ログ
 【×年前の今日】氷室京介 - SLEEPLESS NIGHT~眠れない夜のために~(17th SINGLE)
 
要するに、このSLEEPLESS~のときにも書いたけど、氷室の最大の魅力って「V系寄りな中2感のあるナルシズム」だと思うんですよね。で、それってこのPVでの動きにそれが現れている気がする。


M1. KISS ME


KYOSUKE HIMURO -KISS ME-


冒頭にも記載したように、氷室初にして唯一のミリオンセラーってことで、氷室自身も制作段階から売れることを確信していたようではあったけど、でもこの曲については、当時渋谷の街中をこの曲の看板でジャックしたりっていう「PR戦略によって勝ち取った」という部分も多分にしてある。

楽曲的な部分について言うと、割とあっさりしたギターのカッティングによる短いイントロの後にサビから始まるわけなんだけど、そのサビのメロディもよくよく聞くと非常にシンプルで、更によくよく聞いてみると、ぶっちゃけそこまでキャッチーなメロってわけでも無かったりする。

正直言うと、リアルタイムで初めて聞いた時の正直な感想としては「なんかパッとしない感じだなあ」というもので、ハマりはしたものの、ぶっちゃけそこまでではなかったんだけど、でもやはりライブで見てから改めてハマり直した。


M2. YOU'RE THE RIGHT


氷室京介 LEGOISTE 09 YOU'RE THE RIGHT


正直今ではこっちのほうが好き。当時は逆だったけど。なんていうか、KISS MEも非常に氷室京介色というものは強いんだけど、この曲も非常に氷室らしい曲というか、氷室のネイキッドな部分が現れている曲なんじゃないかという気がする。

楽曲の系統的には、2nd ALBUM「NEO FASCIO」に収録されている、FF7 ADVENT CHILDRENの主題歌にもなった「CALLING」に非常に近い曲。この動画のコメント欄に「背中で歌う曲」ってのがあるけど、本当そんな感じ。男が背中で何かを語っているみたいな渋さ。

あと、歌詞で「YOU'RE THE RIGHT(お前は正しい)」と「YOU'RE THE LIGHT(お前は光)」って使い分けているところが上手いなーと思う。こういう、歌詞の同音異義語の使い分け方好き。

「CALLING」もそうなんだけど、こういう曲って非常にライブで映えるんですよね。

聞いている方もじっくり聞けるんだけど、何より演奏している側が実はすごく楽しいんですよ、これくらいのテンポ感の曲って。何も考えずにじっとりと曲の世界に埋没できるから、演奏がハマった時、死ぬほど気持ちいいんだ。

間奏のサックスが時代を感じさせるところではあるけど、にもかかわらず「古さ」を感じさせないところがすごいと思う。

あーこれ、久々にカラオケで歌いたい。

 
 

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