■お題:あなたがおすすめする名盤は?

難しい。難しいよこのお題。1つになんて決められるわけがねーもの。

だが音楽好きとしては当然黙ってられないお題。ってことで、例によって複数挙げていこうじゃないか。激長文なので続きを読め!  


●01:X(X JAPAN) - BLUE BLOOD


言わずと知れた「X」のメジャー1st。

中学1年の時に「紅」に出会って、その曲のためだけに、お年玉の残りをつぎ込んでこのアルバムを購入した。

結果としては「紅」以外の曲も全て素晴らしく、捨て曲なしの名盤として、20年以上経過した今でも聞き続けている。ぼくの人生を最も大きく変えた1枚だ。

ヘビーリピート曲は「WEEK END」と「オルガスム」


●02:TM NETWORK - DRESS


以前に別の記事とかで「音楽の楽しさを知るキッカケとなった1枚」というようなことを書いたことがあると思う。

このアルバムは「Get Wild」聞きたさだったけど、元々はレコード屋をやっている父親が僕の妹のためにカセットテープに録音して与えたものを、妹と一緒に聞いているうちにぼくのほうがハマってしまったと言うもの。

このアルバムはオリジナルアルバムではなく「リプロダクトアルバム」と銘打っており、要するに過去曲のセルフリミックス集的アルバム。

当然これも捨て曲無しで、曲によってはオリジナルよりこっちの方がいいなんてものもある。

特にオススメなのは「GET WILD '89」と「Don't let me cry」


●03:BOØWY - BEAT EMOTION


言わずもがなの伝説的ロックバンドの6枚目のアルバム。

4枚目の「Just A Hero」である種の到達点に達した感はあって、正に解散を意識し始めたキッカケにもなった訳だけど、個人的にこのアルバムは、それの更に上に突き抜けた感がある。

まあ、本人たちも「ラストアルバムのつもりで作った」とのこともあって、そういう意味では、LUNA SEAで言うところのラストアルバム「LUNACY」に似ているとも言える。

なんていうかBOØWYのスタジオ録音されたアルバムって、作品性が強く出すぎちゃってて正直ライブ感が希薄なやつが多くあって、そういう意味ではJust A Heroって、バラエティには富んでいるけど、テンポ感バラバラで統一性がないっていうのが個人的なイメージ。

そこへ行くとコイツは、作品でありながら、ちゃんとライブを意識したかのような作りになっているし、どの曲がシングルに来ても違和感がないくらい、キャッチーでアッパーでポップな曲ばかりが収録されている。

何しろたった「18日間」で録り終えたっていうんだから凄まじい。通りで疾走感があるわけだ。BOØWYの中で何か1枚って言ったら断然これしかないというくらいの、文句なしの名盤。

オススメ曲は「SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS」と「DON'T ASK ME」


●04:氷室京介 - IN THE MOOD


氷室のソロアルバムの中で一番好きなアルバム。人に「氷室のおすすめは?」と聞かれれば迷わずこれをレコメンドしたい。

なんていうか、これもBOØWYのBEAT EMOTIONと似たような匂いを醸し出していると個人的には思っていて、氷室の作品の中でも1、2を争うくらいロック色の強い作品。

それまで氷室って、やはりBOØWYの時と一緒で「作品性が強くてライブ感がない」の典型で、とりわけ一時期ロックからさえも離れて、「MEMORIES OF BLUE」とか「MISSING PIECE」辺りなんかモロにAORになっちゃってて、正直あんま好きじゃなかった。

けど、このアルバムがいい意味で全部ぶっ壊してくれた。なんて言うか、ライブの光景が目に浮かぶし、実際ライブもこのまんまだった。

オススメ曲は「IN THE NUDE -EVEN NOT IN THE MOOD- 」と「BITCH AS WITCH」


●05:LUNA SEA - MOTHER


このバンドはもう好き過ぎて、ラストアルバムの「LUNACY」とどっちにするか非常に迷った。

でも、世間的な評価としても本人たち的にも、このアルバムの存在は非常にデカかったことを本人たちも認めている。

と言うか、本人たちがこのアルバムを「モンスターアルバム」って呼んでて、逆に次回作の制作の際に「このアルバムを超えるものを作れるのか!?」というプレッシャーと闘いながら作ってたというのだから、如何にこのアルバムが凄まじい破壊力を持っていたかが伺える。

これもやはり、上記BOØWY・氷室と一緒で、それまでのLUNA SEAをいい意味でぶっ壊したアルバムで、やはりいちばんライブ感の強いアルバムでもある。

どうやらこのアルバムの制作にあたって、後述する先輩バンドのアルバムの音の作り方に強い影響を受けたBs.Jが、そのアルバムのエンジニアを務めた「比留間さん」にお願いしたい!ということで、ミックスをお願いしたら、こういう音になったらしい。

当時のメンバーの若さと衝動とセンスが、比留間さんの作り出す音という火薬で大爆発を起こした、そんなアルバム。

オススメ曲は「LOVELESS」と「ROSIER」


●06:SIAM SHADE - SIAM SHADE3


SIAM SHADEというと「テクニカルなバンド」というイメージが付きまとうが、このアルバムはいい意味でそれを壊しているし、と同時に、SIAMの最もいい部分だったりライブ感だったりを、一番余すこと無くパッケージングしたアルバム。

どうやらぼくは「ライブ感の強いアルバム」が好きみたいだ。

彼らの知名度を上げるキッカケとなった「1/3の純情な感情」の前のアルバムなので、セールス的には全然売れてないと思うのだが、どう考えてもこのアルバムのほうがカッコいいし、このアルバムが売れていないのが不思議でしょうがない。

オススメ曲は「Why not?」と「Destination Truth」。
特にDestination~のギターソロがヤバイ!


●07:BUCK-TICK - 狂った太陽


先述した、LUNA SEAのMOTHERに多大なる影響を与えたモンスターアルバム。リリースはなんと1991年!

この当時こんなに骨太で重厚な音作りのアルバムって本当に珍しかったし、前作「悪の華」とは作品世界観があまりにも拡がりすぎて、当時は本当に衝撃しかなかった。

LUNA SEAだけじゃなくて、恐らく色んな方面に多大なる影響を与えたであろうアルバム。BUCK-TICK史に残る名盤と言っても過言ではないくらい、強烈な存在感を放つアルバムだと思う。

おすすめは「さくら」と「太陽ニ殺サレタ」。

「太陽ニ殺サレタ」でのピアノの音が、まさかギターで出していた音だなんて「ギターシンセ」なるものを知らなかった当時は夢にも思わなかった。


●08:thee michelle gun elephant - cult grass stars


ミッシェルのメジャー1st。
デビューシングルである「世界の終わり」が収録されている。

バンドを始めるか始めないかくらいの頃に聞いたアルバムで、自分の聞く音楽の幅が急速に広がりだし始める、ある種キッカケにもなったといえる一枚。

学生の頃じゃ、絶対に手を出さなかったであろうジャンルのはずなんだけど、フジテレビのとある深夜番組で「世界の終わり」を演奏している彼らを見て一目惚れした。

特にこのバンドは、今は亡きギターの「アベフトシ」による高速ブラッシング / カッティングが最大の特徴。

オススメは「トカゲ」と「ブラック・タンバリン」


●09:THE MAD CAPSULE MARKET'S - 4PLUGS


このバンドにおける大きなターニングポイントとなったであろうアルバム。リリースは1996年で、その後に来る所謂日本のミクスチャーブームの先駆け的なアルバムと言える。

それまでパンク色の強かったバンドが、積極的にHIPHOPを取り入れだしたりしたのもこのアルバムから。(まあラップ曲は前のアルバムからもあったけど) このアルバムも後のミクスチャーバンドたちに、多大なる影響を与えたことは間違いないであろうアルバム。

オススメ曲は「POSSESS IN LOOP」と「O・U・T」


●10:BoA - LISTEN TO MY HEART


そして最後は、ロックではなく唯一のJ-POP。

最初にこのアルバムの1曲目、タイトルチューンの「LISTEN TO MY HEART」を聞いた時は本当に衝撃的だった。何にって、その音の良さに驚いた。(まあ一番驚いたのは、コイツの画像の小ささだけどもwなんでコイツだけこんな小さいんだw)

それまでロックばっかり聞いてきたぼくにとって、この手のジャンル自体未知のものではあったんだけど、イヤホンでこの曲を聞いた瞬間のビート感の強さや、彼女のストレートで透明感のある歌声があまりにクリアで、何もかも新鮮でただただ驚いた。

そして何より、彼女は当時まだ14~15歳の中学生だったというのだから恐ろしい。

このアルバムがキッカケで、J-POPをちょっと見直したというか、所謂J-POPにおけるR&Bに興味関心を持つキッカケにもなった。それどころかライブにまで足を運んだくらいだし。

オススメは言わずもがな「LISTEN TO MY HEART」と「Dreams come true」

■まとめ

すげー悩んだ。このお題に答えるのに結構時間かかったなあ。というか、今までのお題史上、一番の長文じゃないかこれ。

けど、どうせならジャンル別とかテーマ別でやればよかった。一応、今回のこのセレクトは「邦楽」ってとこだけ絞った。洋楽はそれはそれで別にあるので。

上記10枚は、いずれもぼくの中で「何かが壊れたと同時に、新しい何かが生まれた」と感じさせるくらいにエポックメーキングだと思った物を厳選した。

他にもオススメしたいやつは沢山有るし、後から見返した時「あーなんでTAKUI入れなかったんだろう」とかなるんだろうけど、あくまで「10選」ってことになると、こうなっちゃうかなっていうね。

はあ。久々にボリュームの厚い記事を書いた。次は洋楽編でやるか。いつやるかはわからんけど。  
 
 

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