読書術系の本。

兎に角僕は今後、小説だけではなく、今後の自分に役立つような実用書的なものをたくさん読んでおきたいと思っているのだけど、でも小説でもなんでも、読んでも実際ちゃんと内容を覚えていることってあんまりない。

そこで、数年前に「読書は1冊のノートにまとめなさい - 奥野宣之」を読んだものの、結局、読む度に「ノートに書く」って面倒だなあと思って、一切実践していなかった。

で、結局のところ、藤井さんのこの「アウトプット」も大意としては同じことを書いているのだけど、「ノート」の方と大きく違うのは、藤井さんの言う「アウトプット」とは何も「ノートに書く」に限った話ではないということ。 具体的には以下の3つだった。

1.書く  
2.話す  
3.行動する(実践する)

これだ。これはなるほどと思った。

だって書いただけだと、結局あとでで見返さない限り「書いただけで」終わってしまう可能性が大きい。これじゃ結局「読んだだけ」ってのと大差ない。読んだだけより多少マシってだけで、記憶に定着しづらいと思う。

それと目からウロコだなと思ったのは「話す」という部分。これはなるほどと思った。

例えば、小説でもなんでも、人にレコメンドする際に「大した言葉が思い浮かばない時」ってのは往々にして「読んだけど理解できていない時」だ。

なので、読んだ本のことについて「話す」ってことを考えた時「自分がどれくらい理解していて、どれくらい理解できていないか」ってのがすごくよくわかる。

逆に、ある程度理解も出来て、記憶に残っているうちに人に「話して聞かせる・レコメンドする(アウトプットする)」ことによって、自分自身に対する刷り込み⇒記憶の定着化に繋がりやすくなる。ということについて非常にわかりやすく書いてある。

後は「仕事に関係のない本を読む」とか、「まえがきの最初の3行で買う本を選べ」とか「速読よりも乱読」とか「頭から順番に最後まできっちり読む必要はない」といったことについても言及されていて、この辺は「本は10冊同時に読め - 成毛眞」でも、ほぼ同じようなことが書かれていた。

※レビュー過去ログ:本は10冊同時に読め! - 成毛眞 因みに、多読・並読の際には異なるジャンルの本を読むといいと言うようなことを「本は10冊~」の方でもこっちでも書かれていたけど、僕は敢えて同じジャンルのものを読むのもありかなと思っている。

実際今そうしていて、表題の本なんかも正にそうなんだけど、やはり「読み比べ」によって記憶に定着しやすいパターンというのが、僕は絶対あると思っている。

先述したように、両著者で同じことを言っていることもあるし、一方で書かれていない部分について一方で補完されていたりして「ああなるほど」と理解を深められたりもするので、寧ろ僕はそっちをおすすめする。

他にも「本を早く読むための上手な読み飛ばし方」的なことだったり「上手い本のレビュー(書評)」の書き方についてもアドバイスされているので「読書術」としての内容としては、割と完成している内容なので、ぜひオススメしたい。

実際ぼくも、この本を読み終わった辺りから、本を読むスピードが格段に上がった気がする。


 
 

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