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新ケチケチしないで500万円貯金しました - ハイシマカオリ

■新ケチケチしないで500万円貯金しました - ハイシマカオリ■



サブタイトルが「三十路OLのゆるゆる節約ライフ」というところからも「普通のOLでも
こうすれば500万円貯められる!」という節約&貯蓄メソッドと思いきや、著者自身のヘ
タウマなマンガによる日記・エッセイ的ブログが書籍化されたもの。

なので、タイトルについての具体的なメソッドがあって「こうすべし!」と導くものでは
なく「私のライフスタイルはこんなんですよ」という絵日記なので、ガチな内容を期待し
ていると期待はずれに終わるかもしれない。

実際BOOK OFFで¥108で売られていたものを購入しただけなので、正直価格的にはこの
あたりが妥当なところだと思う。

あと「マンガ」という形式で書かれていることに加え、力説系でもないため、何も考えず
に読み進めてしまうと、内容が全く頭に残らない可能性があるので、監修の小宮一慶さん
のまとめだけは読み飛ばさないようにしたほうがいい。

とは言え、逆に言うと肩の力を抜いて読みやすくなっており、それでいながら結構なるほ
どなと参考になる部分も多く、例えば別の節約系の本でも最近よく語られていることだけ
ど「しょぼい節約なんてするな」という点には大きく共感できた。

この漫画の場合だと、節約に必死になるがあまりにかえって時間がかかったり効率が悪く
なったりすることに疑問を呈しており、その点は大きく頷けた。これについては、図らず
も「【お題】ランチが楽しみ!あなたはお弁当派?それとも外食派?」にて同様のことを
ぼく自身が痛感し、書いている。

あと、何でもかんでもDIYするタイプの節約術も万人に通用する方法ではなく、向き不向
きがあるという点もなるほどと思った。

まとめとしては、節約はライフスタイルを壊さない程度に「無理をせず」行うべきであり、
「何かを我慢する」よりかは「現状のムダを省くこと」を推奨している。

その上で著者自身がそこまで無駄遣いするタイプではないため、結果として500万貯まっ
たという話。

また、別の節約系の本に書いてあった共通項として「使うと決めたものには遠慮せずバー
ンと使う」的なことも書かれていて、結局著作のメッセージの方向性としては「貯蓄とは
貯めるために行うものではなく、使うためにしていることだ」ということが書かれている。

これはひとえに「お金」というものとしっかり真正面から向き合い、上手に付き合いまし
ょうという意味合いなのだと思った。故に、かなりライトタッチで描かれてはいるが、実
はある種「お金」というものを哲学的に捉えた、深い内容なのかもしれない。

少なくとも、良いヒントにはなった。
 

本は10冊同時に読め! - 成毛眞

本は10冊同時に読め! - 成毛眞


本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫) 
文庫 – 2008/1/21

 



要するに説いている内容としては「並列読書術」で、リンク先のamazonの商品内容紹介
の欄にも書いてあるように、下記のことについて書かれている。

 ○まったく違うジャンルの本を「同時並行」で読め
 ○本は最後まで読む必要はない
 ○仕事とは関係のない本を読め
 ○読書に目的を持つな
 ○「かっこいい本棚」をつくろう
 ○本嫌いの人とつき合う必要はない
 ○本は捨てない・借りない・貸さない
 ○「成功本」は今すぐ捨てよ

なんというか、まずこの著者がかなり偏った人間というか偏屈というか1955年生まれの
団塊の次の世代である「断層の世代」のジジイなので、論調などに根拠のない断定などが
多く見受けられる。※一応経歴的には35歳でマイクロソフトの社長になった人ではある。

特に、ハリポタ、セカチューを読んでいる人を何の迷いもなく「低俗な人」と言い切って
しまうあたりにそうした「面倒くさい偏屈ジジイ」の片鱗を垣間見るのだけど、割と頷け
る部分も多々あるので、そういう意味ではこの本は決して無駄ではなかった。

特に上記、上3つは「なるほどなるほど」って思ったし、その方が脳が活性化されると言
う話は聞いたことがある。

しかし話が脱線している部分もかなり多く「私はこうして成功した」という自慢話も少な
くはなかった。

なのでそれこそこの著者が言うように「最後まで読む必要がない」というと部分、要する
に「1冊の本から重要な部分を取捨選択する」という部分を忠実に実践するなら、結構読み
飛ばせる部分も多い。まあでも恐らくこれはどんな良著にも言えることなんだろうけど。

以下、タメになった部分の目次

■タメになった目次■

・スキマ時間――だから「早く・深く・多く」読める
 ⇒時間を決めたほうが読むスピードも高まるし、集中できる。
 ⇒10分とか15分でも、意外とページ数読める。

・一流の経営者は、みんなすごい量の本を読んでいる。
 ⇒これはそのまんま。よく聞く話だし、当然のことしか書いてない。
 ⇒でもあらゆる人が同じことを言っているので、間違っていない。
 ⇒本を沢山読んでいる経営者の人は、話題も抱負で、何より発想が豊か。
  誰も思いつかないような革新的なことを考える。

・本を読まない人間はサルである
 ⇒この著書のコピーにもなっている一文だが、これもそのまんま。
 ⇒これについては完全同意。こいつバカだなって思う人はもれなくみんな本を読まない。

・「行列」と「混雑」は二大ムダ
 ⇒この著書のテーマとは関係ないけど、これについても完全同意。
  あんなものに喜々として参列するやつはもれなく全員バカ。特にラーメン屋とか意味ない。


まあ、簡単にこんなところでしょうか。勿論他にもためになる部分はあるが、特に気になる
部分としてピックアップするならこんな感じ。

最後の方に著者のおすすめ本が紹介されていて、amazonのレビューなんかをよんでいると
それらは各ジャンルの入門書的なものばかりで目新しさはないのだそうだけど、そこは読書
家を自称するだけあって、その部分についてはすごく面白く読めた。

それまでの論調は偏屈なジジイのものだったけど、この「本の紹介」のところだけは、なん
だか少年の頃に戻ったかのように、文章が爛々と輝いていて、本当に楽しそうに紹介してい
たのが印象的だった。
 

 

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