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仮面ライダーの最大の魅力は「正義を描かないこと」

■9.11を仮面ライダーはどう捉えたのか 石ノ森が危惧した「正義の描き方」■

2018.8.14 16:00 - AERA

 

 翻って“平成ライダー”とは、2000年に蘇った「仮面ライダークウガ」以降の仮面ライダーのことだ。プロデューサーとして数多くの作品を手掛け、“平成ライダー育ての親”と言われる東映取締役でテレビ第二営業部長の白倉伸一郎さんは復活の経緯を振り返る。

 

「90年代、仮面ライダーは古臭いと思われていたコンテンツでした。東映から毎日放送さんに、もう一回ライダーをやりましょう、と何度投げかけてもいい返事は得られず……ってもう時効ですよね(笑)。一方でうちはテレビ朝日さんの日曜朝の枠があった。そこで過去ヒットした作品のリメイク『燃えろ!!ロボコン』をやったらとても好調だったんです。『ロボコン』は石ノ森章太郎原作ですから、その路線を続けようとなって仮面ライダーが復活した。でも当時はライダーがこれからの時代を牽引するとは誰も思っていませんでした」

〜中略〜

 しかし、この2作をもって仮面ライダーは幕を引くつもりだった。白倉さんは言う。

「どれだけ当たっても3年やると飽きられる“3年周期説”があるんです。石ノ森シリーズはもう3作品作ったので、新しい何かを作るつもりでした」

 ところが次の作品の企画会議中にアメリカ同時多発テロが起こった。白倉さんは続ける。

「テレビ朝日さんから『今こそ子どもたちに正義を教えたい』というお題を出されて……参ったなと。正義は難しいんです。見ている子どもは自分=ヒーロー。安易にヒーロー=正義と描くと、自分=正義となって、それは自分だから正しい、自分じゃないから間違っているという勝手な考えを誘発する。特に石ノ森先生はそれを危惧していて、自分だから正義なんだ、という描き方は絶対にしなかった」

 

※続きはリンク先で※

 


 

初期の平成ライダーは良かったよね。それが今となっては、ねえ?なので、いまの仮面ライダーについては、ぼくは何も語れない。何作か前のゴーストで完全に決別したから。

 

とは言え、1作目:クウガ〜6作目:響鬼あたりまでは大人向けの脚本だったのに、7作目:カブトから若干対象年齢を引き下げた感を感じ、8作目:電王は、もう完全に初期のシリアスなノリを廃して、明らかに「子供に配慮した」作りになってしまって、非常に残念だなというのは常々思っている。

 

でも電王の場合、男性声優が数多く参加していたことで、アニメ好き女子(=腐女子系)のファン層を多く獲得した変わった作品で、そうした影響からなのか、作品の内容自体も非常に「マンガ・アニメ的」とも言える趣があるように感じた。スラップスティック的と言うか。

 

てゆーか、引用したニュース記事と全く関係ない話になってしまったので軌道修正するけど、それにしても、この記事の後半の「911テロ」を受けてのテレ朝からの要望である「今こそ子どもたちに正義を教えたい」って、それを仮面ライダーに求めてどうすんだよって話だと思うんだがね。

 

日本の特撮の長い歴史の中で、これほど「正義」から離れたヒーローって居ないと思うんだけども。だって仮面ライダーの最大の面白さって「正義を描いていないところ」だからね。

 

それこそ初代仮面ライダーなんて、そもそもは悪の組織のショッカーが、人類を支配するためのリーサルウェポンとして開発した改造人間だし、平成ライダー3作目の仮面ライダー龍騎に至っては、「仮面ライダーの敵は、自分以外の全ての仮面ライダー」なバトルロワイヤルだったし。そこに正義なんてものが入り込む余地なんてなかったし。

 

ただ、件の「今こそ子どもたちに正義を教えたい」というお題がテレ朝から出て、そこで出てきた作品がその「仮面ライダー龍騎」であることの意義を掘り下げて見るなら、「一切正義を描かないことで、正義の意味を視聴者に考えさせる」っていう作品でもあるからして、そういう意味では非常に強く問題提起を突き刺すことには成功しているのかなとは思う。

 

なので、そういう部分から見ても、今の仮面ライダーは「子供向けすぎて」一切見る気にならない。子供向けって言うより、それも完全に大人目線での子供向けでしか無いから、スポンサー至上主義の現代の風潮に置いては「子供だまし」になってしまっているのだけども。

 

何れにせよ、今作の「ジオウ(だっけ?よくしらんけど)」をもって平成ライダーに一旦のピリオドが打たれるらしいが、もっと早く終わるべきだったとつくづく思う。

 

 

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