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仮面ライダー555(ファイズ)

【レビュー:ドラマ】仮面ライダー555(ファイズ)
 前作、龍騎と同じくらいハマった作品。どっちが面白いかなんて甲乙付け難い。
 

 放送期間:2003年1月26日 - 2004年1月18日(全50話) 
 制作局:テレビ朝日 監督:田竜太 他
 原作:石ノ森章太郎
 脚本:井上敏樹
 プロデューサー:濱田千佳(テレビ朝日)
 白倉伸一郎・武部直美・宇都宮孝明(東映)

 『仮面ライダー555』(かめんライダーファイズ、欧文表記:MASKED RIDER Φ's)は、2003年(平成15年)1月26日から2004年(平成16年)1月18日までテレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に放映された特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。仮面ライダーシリーズ初の地上デジタル放送でもある。

 「平成仮面ライダーシリーズ」第4作目に当たる。キャッチコピーは「疾走する本能」

 

 数ある平成ライダーシリーズの中でも、屈指のハイテンションドライヴな作品。

 1話24分という短い尺の中に幾つものドラマが混在していて、序盤でのベルト争奪・攻防戦をはじめ、利用・共謀・裏切り・邂逅と、二転三転するストーリー展開といった作品全体のドライブ感やスピード感がめまぐるしく、1話たりとも見逃せないスリリングな展開となっている。

 この辺りのドライブ感は、ある意味で「牡丹と薔薇」のような「昼ドラ的な要素」とも言えるのではないだろうか。
 一度見始めたら、最後まで見届けるまで止まることが出来ないような中毒性がある。

 また、怪人側の苦悩も描いたことで、より「リアルな痛み」を表現していたと思う。

 コレは偏に、人間が未知なる生命体である「オルフェノク」に変容してしまい、その力を持て余したり、受け入れられず苦悩したりすることで、逆にその人の「人間らしさ」を如実に浮き彫りにしていることのようにも思える。

 怪人側の主役である、ホースオルフェノクの木場勇治は、その中でも特に苦悩していた人間で、「人間であることを捨て、オルフェノクとして生きていくか、オルフェノクになってしまったからこそ、人間の心を持ち続けて人間として生き、共存していくか」というところで最も揺れ動いていた人物で、正に「オルフェノクの苦悩」というものを痛々しいまでに体現していた人物でもある。

 龍騎が俯瞰で「人間」を描いた作品だとしたら、555は密着ドキュメントのように、至近距離で生々しくそれを描いた作品ではないだろうか。


  
 
 

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