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KATZE - HOLD ME~Some Day~STAY FREE

■KATZE /HOLD ME~Some Day~STAY FREE■


つい先日、89年の映像と、その少し前にも88年デビューのバンド「レプリカ」について紹介したことで、この時代(第二次バンドブームの頃)の音楽について書くのが楽しくなっちゃって、ついに音楽系に新しくカテゴリを作ったった。その名も「懐かし系」。そのまんまですね。

レプリカについて書いた時に最後の方で少しだけ引き合いに出したのだけど、レプリカとこのバンドってすごくよく似ている気がする。立ち位置というか境遇というか、セールスとは無縁のところにいたところとか。

要するにこのバンドもレプリカも、一言で言うと「出て来るタイミングの悪かったバンド」としか言いようがない。で、どちらにも共通しているのが、演奏技術もソングライティングセンスも極めて高いというところ。そしてそんな素晴らしいものを持っていながら「なぜか売れていない・知られていない」というところも含めて全部似ている。

あ、因みにバンド名は「KATZE(かっつぇ)」と読み、ドイツ語で「猫」という意味だそうです。

とは言え、レプリカの場合はどうか知らないけど、KATZEの場合に至っては、コマーシャリズムというか商業ベースというか、もっと露骨な言い方をすれば「売れ線」みたいな部分にものすごく反発していたみたいで、売れていなかったのは「敢えて」という方が正しいとされている。

しかし、彼らの音楽性を鑑みると、この表現の仕方に嫌悪感を示す人もいるかもしれないが、どう考えても「ポストBOØWY」、もっと言っちゃえば「BOØWYの二番煎じ」という感はどうしても否めず、既に解散していたバンドで、所謂ビートロック路線が緩やかに終わろうとし始めていた頃に出てきただけに「もう少し早く出てきていれば感」は否めなかったのではなかろうか。

とは言え、地元山口県は下関市では、アマチュアの頃の時点で既に彼らのコピーバンドが存在していたというのだから、その人気は計り知れない。

あと、何気にビートロック系のバンドでありながら「玄人好みのバンド」でもあり、それこそBOØWYの高橋まことにもその実力を認められたりもしているし、何より、数年前の布袋寅泰のLIVEに、Vo.の中村敦がコーラスで参加している映像を見た時は感動さえ覚えた。

で、この映像なんだけど、何年かは定かではないけど、恐らく「89〜91」の間であることは間違いない(解散が91年で、1曲目が89年発売のアルバム「STAY FREE」収録曲であることから)。そして会場は恐らく、ステージのへりの感じや2階席の感じからして恐らく「渋公」こと「渋谷公会堂」と思われる。

楽曲については、もうKATZEの鉄板曲が3曲揃い踏みといったところ。ぼくはこの中でも特にSOME DAYが好きだ。特にこの曲はギターソロが秀逸で、どこかこう「Canon Rock」的クラシカルなスケールを感じるなと思っていたら、どうやら実際そうしたクラシカルな要素を参考にしながら作ったんだそうな。

この動画だと若干演奏が粗い部分はあるんだけど、ラストライブのCDで聞ける曲のアウトロの部分のフレーズの構築の仕方も実は非常によく練られていて、実にきれいな形でまとまっており、しかもバンド自体の演奏が上手いから完璧な着地の仕方を見せるところとかがたまらない。

あと、面白いのは、続く「STAY FREE」なんかが特にそうなんだけど、YouTube上で確認できる同曲の映像を見比べるとわかるんだけど、ボーカルもギターも毎回毎回演奏の度にフレーズとかフェイクの入れ方とかが変わっているのが凄い。同じ演奏を一切やらない。

それでこのクオリティなのだから、最早ぐうの音も出ない。
 
 

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