JUSTY-NASTY - あすも夢を
■JUSTY-NASTY - あすも夢を■
バンドブームの頃に、所謂BOØWYのフォロワー的なバンドとして登場し、それなりに売れたバンド。
当時はこの手のバンドは星の数ほどいたわけだけど、その中では頭一つ抜けていた感はあった。
だけどこの手のジャンルのバンドってのは、完全にバンドブームが生み出した過去の遺物であり、時代や世代を超越できるほどの音楽的な厚みや奥深さは無いはずなんだけど、どういうわけか再結成した。
さらに驚いたのは、Vo.の藤崎はこのバンドの後に在籍していたCRAZEを、ほぼ逃亡するような形で抜けておきながら、何をトチ狂ったのか、CRAZE解散後にメンバーが再結成したD'ERLANGERと対バンするというではないか。
藤崎がその後、瀧川一郎や菊地哲らとどう和解してそういう話になったのか知らんけど、少なくともこの映像を見る限りでは、何故対バンなんかやろうと思ったのかというところに対し、疑問しか湧いてこない。
何故ならば、どう考えても今のJUSTY-NASTYは、D'ERLANGERに到底太刀打ち出来るようなバンドなどではないからだ。
藤崎はJUSTY-NASTY解散後、SPYを経てCRAZEとして活動し、逃亡という形で脱退した後、ほそぼそとソロでちまちまやっていたようだけど、その間、CRAZEは全力で駆け抜けすべてを出し切った後、同じ時間軸でDIE IN CRIES、BUG、ソロ活動で着実にキャリアを積み上げ、傍目から見てもヴォーカリストとして成長したことがわかるKYOと、D'ERLANGERを再結成させている。
どう考えても、積み上げてきたものの「厚み」が異なるのだ。それはこの映像を見れば明らかだ。
どう見てもここに写っているJUSTY-NASTYは「全く成長していない」ではないか。
あと、別の曲の動画でのコメント欄にも書いてあったけど、メンバーが全く楽しそうじゃないし、何より藤崎太り過ぎ。
どういう気持で再結成に望んでいるのかと疑いたくなる。どうせ中途半端な気持ちだったんだろうとさえ思う。本気で再結成に気持ちが向かっているのであれば、ステージに立つ前にせめて体を作っておくべきじゃないのか。
とはいえ、痛烈に批判してはいるが、JUSTY-NASTYの中で僕はこの曲が一番好きな曲だったりする。
だが、あの頃のJUSTY-NASTYはもういない。だからバンドの再結成って嫌いなんだ。
悪いことは言わない。もう君たちはステージから降りるべきだ。やるからには死ぬ気でやれ。
その程度の覚悟でD'ERLANGERと肩を並べようだなんて笑止千万、言語道断である。
>デビルさん
コメントどうもありがとう。
「最近のファン」ではないですね。「昔よく聞いてた」ってだけで。
昔をよく知ってるからこその苦言ですからねえ。エラソーですか?音楽ある程度知ってればそういう語り口になるもんでしょう。そういう意味では別に普通だと思いますけど。
>自分に何の実績もないくせに…
そういうあなたは?
あなたにも実績なんてないんでしょ?知らないけど。
まあ、いずれにせよぼくやあなたの実績の有無と、今のJUSTY-NASTYの衰えっぷりに対する批評には何の関係もないですけどね。引き合いに出す意味がない。
今のJUSTY-NASTYを見た上での「いち音楽ファンのただの感想」であり、それ以上でも以下でもないですから。