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【バイト話】団子屋さん(たかのチェーン)

 

※画像の店舗はこの話とは関係ありません。

 

 

このバイトは、確か28くらいの時にやっていた気がする。

 

当時はミニストップでバイトをやっていたものの、その仕事が「夜20時〜深夜2時まで」という超変則的なシフトだったため、掛け持ちで仕事をやらざるを得なくなったのだけど、ものすごく奇跡的に「朝4時〜朝8時まで」というこれまた超変則的な枠で募集していたため、ろくに業務内容などを確認せずに、すぐさま応募した。

 

■業務内容■

 

・ひたすら団子を作る

 

以上。

 

 

ほんとやっていたことはこれだけだった。

 

やれ「みたらし団子」やら「焼団子」やら「あんこ」やら「きなこ」等々色々あるが、それらは全てパートのおばちゃんがやる仕事で、ぼくはその下地となる団子をひたすら手と機械で作っていくのみだったのだ。

 

 

●団子製造フロー

 

 1. 上新粉10kgに対し、水を(確か)8.4L用意。

 2. 巨大圧力釜に全てブチ込み、(確か)15分蒸す。

 3. 蒸し上がり、3分割した「団子のもと」を、1つずつ順番に水につけて冷やす。

 4. 冷やした団子のもとを臼のようなミキサーに1つずつ放り込み、練りやすくするための魔法の粉を混ぜ、ミキサーを回転させながら手でグイグイこねくり回す!
 5. 練った団子を「自動串刺しマシーン」に投入し、串が刺さった状態の団子を「番重」と呼ばれるケースに積んでいく。

 

 

 

1. 上新粉10kgに対し、水を(確か)8.4L用意。

 

※全く同じではないと思うけど、たしかこんな感じだった。

 

まず1については、水の量をちょっとでも間違うと、当然のことながらやわらかすぎたり硬すぎたり、最終的な仕上がりそのものに影響してしまうため、目盛りを見間違えると大変なことになる。そしてぼくは何度か大変なことになった。

 

 

2. 巨大圧力釜に全てブチ込み、(確か)15分蒸す。

 

※これも全く同じ形ではないけど、イメージとしてはこんな感じ。

 

この時、圧力釜のロックを掛けるのを絶対に忘れてはならない!だがあろうことかぼくは、2回くらい、ロックが掛かってない箇所があり、蓋をふっとばしかけたことがあった。めちゃくちゃデカイ蓋なので、ふっとばすと危ない。

 

で、ここで蒸し上がった団子のもとが、これまた死ぬほど熱い。当然といえば当然なんだが、とにかく熱い。で、この熱い団子をどうするかと言うと、「バカでかい杓文字(しゃもじ)」と「軍手ごとびしょびしょに濡らした手」ですくい取るのである。

 

 

3. 蒸し上がり3分割した団子のもとを、1つずつ順番に水につけて冷やす。

 

すくい取った団子のもとは、予めシンクに張っておいた水につけて暫くの間冷やしておく。後にこの塊をこねなくてはならないのだが、冷やしておかないと、とてもじゃないが熱すぎて練ることなんてできない。

 

 

4. 冷やした団子のもとをミキサーに1つずつ放り込み、練りやすくするための魔法の粉を混ぜ、ミキサーを回転させながら手でグイグイこねくり回す!

 

※こちらもイメージです。最も色形が近そうなもの。

 

この臼型のミキサーに通称「はね」と呼ばれる団子を動かすためのパーツをセットして、回転させる。

 

ここでのこねくりが非常に重要で、こねくりが足りないと後述する「自動串刺しマシーン」に通した時の4個串の4つ目が崩れる(形が歪になる)し、こねくりが強すぎると、団子が固くなり串自体が上手く通らない!

 

この練り具合が、非常に難しい!

 

因みに「草だんご」の場合、後からの味付けではなく、団子そのものを緑色にする必要があるため、この練りの行程中に後から「よもぎ」を一袋ブチ込んで練り倒す必要がある。なので、草だんごは一日の工程の最後におこなわれる。(掃除も大変なので)

 

そして何故か草だんごの時は、少々長く練っても串が通りやすいので、正直草だんごのほうが簡単だった。

 

 

5. 練った団子を「自動串刺しマシーン」に投入し、串が刺さった状態の団子を「番重」と呼ばれるケースに積んでいく。

 

※こちらもイメージです。最も色形の近いもの。

 

この「作業そのもの」は、単純に機械の中に練った団子を投入するだけで、この機械から「既に串に刺さった状態の4個団子が自動的に排出される」というものなので、難しいことはなにもない。

 

難しいことなど何一つないのだが、しかし前段4の手順での「練り具合」が完全に物を言う。

 

ここでの練りが浅かった場合、機械に取り込んだ団子を一旦引き上げ、再び練り上げればいいが、練りが強すぎた場合、自動で串を刺す際に粘着力が強すぎて団子が串を弾き返してしまい、串が通らず、「バキバキバキ」と嫌な音を立てながら、機械の中で串が折れてしまうのである。

 

また、機械は回転する機械なので、指を巻き込んだりすると大きな怪我のもとになったりするので、注意が必要だ。

 

で、そんな感じで1枚の番重に大体400本くらいだったろうか。それを1回の勤務で3ケース分くらいは作っていたので、1日あたり「1200本」くらい団子を作っていた。あとは、パートのおばちゃんがその番重を拾って、そこから味付けをおこなうという流れだった気がする。

 

なので、本当にぼくは「ただ団子を作るだけの人」でしかなかったため、店舗で商品として扱っている団子のラインナップが何種類くらいあるのか、結局最後まで知らなかった。

 

ただ、この仕事の後にいつも「まかない」ということで、「団子詰め合わせ or おにぎり&おこわの詰め合わせ」をもらえたので、ホントこの当時はコンビニとの掛け持ちバイトということもあり、お金はなかったが、食べ物には一切困らなかったので大いに助かった。

 

あと、接客要素の一切ない単純作業の仕事って、派遣以外では経験がなかったので、何気に結構新鮮だったし楽しかった。ただ、最後の最後まで団子を寝るコツは掴めないままだったけれども。

 

 

※画像引用元

 https://04182897.at.webry.info/201603/img1_16.145780231734640576177.html

 http://bit.ly/2overPj

 http://www.fks-fujii.co.jp/product/foodprocessingmixers

 http://www.cyubo-king.com/archives/201603/11/

 

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